悲願の金メダル獲得
東京オリンピック野球の決勝戦。日本はアメリカ相手に2-0で勝利して金メダル。
ザックリいうと得点を挙げたのはヤクルト勢、投手力を大きく発揮したのはカープ勢。
それ以外の球団の選手も含めて全員野球で勝利をつかみ取った。
試合は村上選手のソロホームランで先制後、両チーム無得点が続く。
アメリカも再三チャンスを作るもあと1本が出なかった。
日本が1-0で迎えた8回裏、山田選手の好走塁で追加点を挙げた。
1アウト2塁で吉田正尚選手がセンター前ヒット!
2塁ランナーの山田選手は3塁でストップ。
予選リーグ初戦のドミニカ戦の反省も活かしたのか、サードコーチャーもストップの指示を出していた。
しかし、外野からの返球が逸れて3塁ベンチ側に転がった瞬間、山田選手はホームへ突入。
ヘッドスライディングで間一髪セーフ。待望の追加点を挙げた!!
この走塁について解説すると、アメリカの投手(マクガフ投手)は送球カバーでキャッチャーの後方で3塁側にいた。
送球が逸れてボールの勢いが失速しなければ、山田選手はホームへ突入しなかったが、
送球の捕り損ねでボールの勢いが失速した。
その一瞬を山田選手は見逃さなかった。
この追加点もあり日本は2点リードで9回表の守りへ。
9回に栗林投手が登板し、ランナーを出すも、最後はセカンドゴロでゲームセット!
開催地が日本ということもあり、
グラウンドなどのハード面でアドバンテージもあり、
金メダルの期待のプレッシャーも大きかったと思う。
そのプレッシャーにも打ち勝ち、日本は全勝で優勝を決めた!
試合後には表彰式
印象的なシーンは、大野雄大投手が金メダルを空に掲げたシーン
亡くなられたチームメイトの木下雄介投手へのメッセージと思われる。