※球辞苑を視聴しての感想です。
チェンジアップには2種類あり、「落ちる系」と「来ない系」がある。
〇〇系という表現技法が今どき感がある。
どちらもタイミングを外す球種だが、三振を奪うやカウントを稼ぐなど使い方がある。
ここから主観的な話になる。
パワプロやプロスピでチェンジアップを投げる投手の代表が、阪神時代の井川(2003年)、巨人時代の内海哲也(2008年)。
両投手とも「サークルチェンジ」というシュート回転しながら落ちるチェンジアップを投げていた。
他には、ホークス時代の和田や杉内もチェンジアップの印象がある。
杉内に至っては、ストレート以外の変化球がチェンジアップとスライダーの2種類のみを投球軸にしていた。
巨人に移籍してからの投球でノーヒットノーランを達成した時もチェンジアップが立役になっていたであろう。
菊池雄星もプロ入りしてブレイクした際には、落ちる球としてチェンジアップを活用していた。
チェンジアップを投げる投手のイメージがサウスポーに多い。
直近のチェンジアップの思い出は、2017年のベイスターズの今永だ。
日本シリーズの快投の裏には、チェンジアップがあった。
右バッターをことごとく抑えていた印象。
一方、ダルビッシュや菅野など剛腕投手に投げるイメージがない。
だが、前田健太投手は一時期、日本球界でチェンジアップを決め球にしていた。
その当時でも、巧みにチェンジアップを巧みに操っていた。
今ではメジャーリーグに移籍してからもブラッシュアップして、メディアから魔球と称されている。
バッターのタイミングを外したり、かわす投球として活用できるチェンジアップ。
肩や肘の負担がほかの変化球より軽いため、アメリカの投手で投げている割合が多い変化球でもある。
「落ちる系」や「来ない系」のチェンジアップという呼び方をしているが、
チェンジアップの別名称も誕生しそうな気がしている。
【最後の一言】
スーパーファミコンの野球ゲームでは、スローボールをチェンジアップと称していた時期もある。