現時点で、セ・リーグでBクラスのシーズンが最長なのが中日ドラゴンズ。
2012年の2位を境に、Bクラスに低迷している。
FA移籍などで選手が流出して戦力ダウンしているわけでもないが、複数年活躍する選手が増えているわけでもない(隔年プレーヤー)。
昨シーズンは、阿部、高橋のブレイクや大野雄の復活もあったが、チームは5位。
ここ数年のドラゴンズは、若手がブレイクしたと思いきや、翌シーズン不調などでレギュラー選手が固定できていない。
チーム低迷の原因は、若手選手が生まれてこないだけではない。
ラジオ番組で森繫和、前ドラゴンズ監督は、
「若手がレギュラー選手になり活躍する一方で、大野雄や吉見などAクラス時代を知っている選手が主力として活躍できていない。」と発言されていた。
チーム成績で見るとチーム打率がリーグトップ、チーム失策数もリーグ最少と一見良さそうに見えるが、得点力が低い。
ヒットを打つにしても、ランナーがいないもしくは、ランナーを返せる場面でないことが多いのだろう。
こういうのもデータ分析していくと原因が明確になり、四球がリーグ最少。
選球眼はどうやって強化できるのか。
四球を選べるようなバッターはどんなバッターか。
ここを追求していくと四球増加につながるかもしれない。
四球の増加で得点力が上がり、今まで僅差で落としていた試合も勝利にすることができる可能性がある。