昨シーズン限りで、森福允彦投選手が、現役引退を発表した。
森福と言えば、日本シリーズ第5戦。
ノーアウト満塁の場面で登板し無失点で切り抜けた「森福の11球」。
このフレーズの由来は「江夏の21球」になぞられているが、江夏はノーアウトランナーなしの場面から投げていて、自分でノーアウト満塁のピンチにしている。そこから無失点で切り抜けた。
森福のメンタルの強さも伺えた。
この試合を落としていたら、日本一はなかったかもしれない。と言えるくらいターニングポイントだった。
中継ぎというポジションで、ホークス時代は摂津やファルケンボーグといった好成績の選手もいて、目立つ場面は少なかったが、自分の役割を全うした。
ホークス時代は9年間、19番を着けていた。
2020年シーズンからは甲斐捕手が19番を着ける。
背番号の歴史が再び変わる時代を迎えそうだ。
