4時間超えの熱戦だった。
試合は1点を争う戦いが続き、8回裏に豊田自動車が勝ち越しに成功。
9回には抑え投手の佐竹が登板する。
佐竹はベテラン選手で近年は抑え投手として登板をしている。
1点勝ち越して8回裏が終了した時に、9回のマウンドへ向かう背番号19を見てテンション高まる。
ベイスターズの山崎康晃の登場曲が流れるかのような盛り上がりを感じていた。
しかし、佐竹の初球を日本生命の廣本がホームラン。
試合を振り出しに戻した。
次の打者にもツーベースヒットを打たれ、ピンチを招く。
そこから粘り最少失点に抑えた。
佐竹投手は独特の投げ方で、テイクバックが極端に小さい。
佐竹投手は4イニング投げたが、毎回得点圏にランナーを背負った
(ルールにより12回からはタイブレークでノーアウト1,2塁から開始される)
それでも、9回のホームランによる失点のみで抑えた。
12回裏に味方がサヨナラの犠牲フライを放ち勝利。
11回裏にはヒットで2塁ランナーがホームへ突入するもアウト。
2アウトだったということもあり、ギャンブル的な感じでホームへ突入させたのだろう。
今まで見た都市対抗の試合で最長の観戦となった。
また、都市対抗野球では、初めて申告敬遠を見た。
主審の申告敬遠のジェスチャーが何か唱えているように見えた。
高校野球の社会人版という雰囲気。
攻撃前にベンチの盛り上がりが似ている。
決勝まで勝ち進むとなると、明日、明後日と3連戦になるが、
サヨナラ勝利の勢いのまま勝ち進んで優勝できるか。




