楽天イーグルスの則本昂大選手が右肘の手術を受けた。
昨シーズンに大型補強をして優勝候補のチームであったが、大きな痛手となる。
則本選手はチームのエースとして、毎年安定した成績を残していた。
それと同時に試合で異常なほど球数を投げていた。
奪三振を多く奪う投手は、球数が多くなる傾向がある。
セイバーメトリクスのデータでも、シーズン投球数がある数値以上だと、ケガのリスクが非常に高くなることを示している。
則本選手のケガは必然的なものだったといえよう。
入念なケアと強靭な身体のおかげで、何とか持ちこたえられていたのではないだろうか。
ちなみに昨シーズンの投球数をまとめた記事がこちらにある。
(参考資料:https://full-count.jp/2018/11/16/post249702/)
則本選手の早期復帰は期待したいが、今後の野球人生のことも考えると、シーズン後半の復帰でもいいと思う。
チーム状況によっては、「早く復帰したい」と思うかもしれないが、焦る必要はない。
ケガの再発を防ぐよう入念にリハビリに専念してほしい。