5.95
この数字はオリックスブルーウェーブの1シーズンのチーム防御率を示している。
2003年に記録した成績で、1試合当たりの平均得点は4.65でリーグ最下位(チーム打率はリーグ2位)。
チーム順位は負け越し40の最下位だった。
今のオリックスは投手王国化しているので、当時の投手陣崩壊時代は想像しがたい。
2012年はチーム防御率と打率がともに最下位だったが、その翌年投手陣が覚醒する(チーム得点はリーグ最下位のままだった)。
2013年、2014年と2年連続でチーム防御率がトップ。
大型補強もして、優勝が期待された2015年。チーム順位は5位に沈んだが、リーグ2位のチーム防御率を記録した。
そこから2年間はチーム防御率が悪化したが、昨年、再びチーム防御率首位の座に輝いた。
チーム防御率が安定した時期は、金子・西・ディクソンと先発3本柱が確立していた。
だが、金子・西の両選手が移籍した。
課題だった打撃で吉田(尚)選手が出てきただけに、安定して投げていた先発陣の移籍は手痛いだろう。
先発の柱が出来上がることで、2019年のオリックスは首位争いするチームに成りうると予測している。