《搬送クルー奮闘記》鈴木敦士 少し真面目な記録
50kmのリベンジをやると一也さんから連絡が入った時は正直また中止かなと考えていた。
台風の影響で海の状況が良くなく、前日も鎌倉で波乗りしながら明日は多分出来ないだろうと思っていたし、
当日の朝もOC6が中止になりサーファーしか海にはいなかった。
もしかすると一也さんは波見てサーフィンに変更するかもとも思っていたm(__)m
6時集合の7時スタート予定。
6時にクラブハウスに行くと誠しかいない。全員集まったのは7時過ぎ。
海に向かう時には8時近くになっていた気がする。…いつも通りだ(笑)
前回と違って感じたのは、一也さんをはじめみんなリラックスしているように見えた。
緊張もなく楽しむ感じで50kmスイムがスタート。長時間行うにはこれくらいが丁度良かったと思う。
今回はスイムではなくマリブ(ライフセービング競技用ボード)でスタート。
前回の反省も踏まえ、事前にカヌーが機能しなかった時の為にマリブを試したいと言われていた。
一也さんはスタートから快調だった。
ウネリにも上手く対応していたし、日差しが強く水温も上がっても休憩間隔を短くし水分をしっかり取っていた。
自分の身体と対話しながら泳いでいるように感じた。
唯一、水温が上がっていた為クラゲが心配だったがほとんどいなかったのではないか。
クルーの方は3人いたのでいろんな話をしながら楽しくやっていたせいか、思っていたより時間が早く感じた。
ミネさんは離婚した矢田亜希子と子供を面倒見ると言っていた…
そんなミネさんやタマにもマリブに乗ってもらった。乗れないかもと心配したが余裕そうで、
本番は誰でもマリブでいける気がする。
約20kmマリブに乗ってたが全く疲れはなかった。
逆に本番を考えもう少し荒れた状況で試したかったし、一也さんからのマリブに対する要望を
もっと聞けば良かったと思う。
前半25km終了前の休憩で一也さんが「敦士泳ぎたいだろ!後半泳げよ!
軽く20kmくらいやっといた方がいいぞ。」と言ってくれた。確かに暑くて泳ぎたかったが、
消防救助大会が近く疲労を溜めたくなかった為我慢。
それより軽く20km?やっといた方がいい?恐るべし一也さん。
25km地点で誠に引き継ぎ一度クラブハウスに戻り、マリブを片付けたり食事したり、
やっちゃん(一也さんの奥さん)と話したりして次の合流を待った。
余談だか、葵依ちゃんに泣かれた事ありません。抱っこしても泣かなかった!
何人か号泣されてる所見てるので軽い自慢です。
30kmで戻る予定が40kmでの合流となり、サザンビーチ花火大会で賑わうTバーで
OC2の誠にピックアップしてもらう。
少しずつ太陽が沈み、地平線から満月が出てくる何とも言えない景色を見ながらラスト10kmがスタート。
ここでも余談だが、満月だと話していたら、ミネさんが「満月の96%だから満月じゃないんだよ」と。
誠と二人で苦笑いし、絶対矢田亜希子もこんな細かい人は嫌いだとも思った。
夜間スイムを経験していたせいかペースは落ちず、クルーも落ち着いていた。
目の前に見える花火大会のフィナーレは50kmのゴールと本番の成功を祝ってるかのようにも見えた。
最後は誠とのOC2で波乗りしながらゴールに先回りし一也さん達を待った。
ゴールと同時に雄叫びをあげた一也さん。時間は22時を過ぎスタートから14時間以上経っていた。
片付けして解散したのが23時半。翌日のガードに向け腹ごしらえをして長い一日が終わった。
それにしても一也さんに加え過去に30km、40kmを一人で伴走した誠を改めて尊敬。
今回45kmを伴走したタマもすごいけど一人での伴走はヤバい。
あとは本番。
自分の役割は何かまだわからないが全力でサポートしたい。
最後に。
ラスト10kmに無数いたあの生物はなんだったのか。
クラブの子供じゃない事を心から祈る。
以上、読みにくい文章ですいませんでした。