《搬送クルー奮闘記》景山智英 ポニョの激闘
※写真右側が僕です。
僕も泳ぎ練習に参加できることもあって気合を入れていきました。
仕事が終わり、家に帰って準備してすぐに茅ヶ崎に向かい、途中、たまと同じように急いで吉牛を食べ到着!
自分はCOCCのメンバーではないのでカヌーの準備は足手まといにならないようにサポート側へ・・・。
肩身が狭く感じます。すみませんマサさん・・・。
田口の計画だと最初の江ノ島往復は一也先輩が泳いで、2回目の江ノ島往復は
一緒に泳ぐということだったのですが、僕も暗闇のスイムを経験したかったのでがっかりしてたのが本音。
カヌーの準備が整い一也先輩登場!
「泳いでオッケー」が出てワクワクと気合が入った瞬間、一也先輩に
自分のお腹をポニョポニョポニョポニョと言われ触れショック!
しかも取材のカメラが回っているし!分かってはいるのですがショォック!
そして大雨の中Tバーへ出発。最悪の条件でさらに気合が入りました。
今思えば、最悪の条件で気合が入るよりか逆に冷静になり状況把握したほうがよかった。
「スタート前に(TV用に)掛け声を」と振られ色々と考えてましたが、
何も出てこず・・・。真剣に円陣を組んで無事故を祈り50km練習スタート!
一也先輩の後ろを自分とあつしで泳ぎ始めクルー達がいたので暗闇でも恐怖感はありませんでした。
泳ぎ始めて30分~40分くらいでしょうか、ずっと併走カヌーの田口と前を泳ぐ一也先輩を見ながら泳いでいると
左呼吸しか出来ない状態ということで、左耳に海水が入り込んで耳で海水を飲んでいるという感覚になりました。
そして水分補給休憩では泳ぎを止めるのですが頭を常に動かしているのでグルグルと目が回りました。
そして再びスイム。次にきたのが足の付け根の筋肉痛。
これは終わった時一也先輩曰くヘルニアだけど自分の場合は練習不足ということ。
実は地道にプールで4km・5kmと練習してたのですが、まだまだなんですね。
そして脇と首の擦れ!イタイイタイ!
海水もいつのまにかしょっぱくなくなり普通に飲めるんじゃないかと思うくらいです。
スタート前、一也先輩はかなりのドリンク・スペシャル食料を説明してましたが、
これがどれだけ重要なのか身をしみて理解しました。
片道だけにもかかわらず、江ノ島について密かにスゴイと思い、OC6に乗りました。
でも一也先輩はその10倍以上も泳ぐんです!ハンパない!
カヌーに乗ると天候の状況が悪化!
風が吹き、波が上がり流され、霧が出て位置確認が困難に。
途中、我々と一也先輩が結構離れてしまい、目を離さないように必死に目を凝らして、
「こうした方が良いんじゃないか、ああした方が良いんじゃないか」と意見が飛び交い、
どれが正解なのかと考える中、判断が遅れてしまったような気がします。
本番では船での司令塔が必要だと思いました。
この江ノ島往復で感じたことは、大島~茅ヶ崎を泳ぐというのは、
人間の入れる領域なのか!と思い、それにチャレンジする一也先輩は偉大であり、
達成したら恐らく他の世界が見えるのではないかと思います。
当日は無事故で終われるよう、我々クルーも体力をつけ、情報分析の力をつけ、
幾度に渡り慎重にプランを検討をし、ベストなコンディションで全力を注ぎたいと思います。
長文失礼しました。
PS.取り急ぎで文章が下手ですみません。
明日から4日までアメリカに行ってきます。メールは確認できる範囲でします。
ご迷惑お掛けしますがよろしくお願いします。
景山智英
・明治大学水泳部出身。
ストロングハート副代表。
・平日はゴーンさんのクルマメーカーで働くビジネスマン。
昨年、鈴木一也と一日違いで父親となる。
・昔から甘いマスクと爽やかな笑顔で女性(特に後輩)ファンが多かった。
でも、お酒を飲むと踊りだす、ムードメーカー。
そんな体を張った姿についていく水泳部の後輩は誰よりも多かった。
・田口曰く、ルーキーズの市原隼人に似ているとの事。