集中力の極み * ゾーン * 長距離運動
今回のカヌーレースで少しつかめてきた事がある。
それは集中力の使い方。
~ここからは自分の経験と、勉強した内容を合わせた独自理論なんで参考になる方は活用してください。僕にはあった感覚ですが、正解かどうかは分かりません~
集中力の使い方は「自分の意識を外」⇔「自分の意識を内」の軸と
「意識を覚醒状態」⇔「意識を非覚醒状態」の4軸がある。
僕が大学までやっていた水泳短距離の場合は「意識内+覚醒」の状態。
特にアドレナリンを出す事をずっと意識していた。
泳ぐ前にシャドーボクシングや、怒りの表情などを作るとどんどんアドレナリンが分泌される。
意識的に興奮状態に持って行き、集中力(イメージ)を混ぜ合わせ一気に爆発させる。
視界は「狭い」「鮮明」といった感覚だ。
因みに、脳内物質の変化で言うと以下ステップ↓
①アドレナリンで興奮。(集中力<興奮状態)
②ドーパミンを分泌。(集中力と興奮状態をブレンド)
③セレトニンで瞑想状態。(集中力>興奮状態)
これが20年ぐらいの水泳人生で調子良かった流れだ。
そして、40Kmスイムと今回のカヌーレースを通じ分かってきた事は「意識外+非覚醒状態」のゾーン。
意識を飛ばしながら、覚醒レベルを落とす。
物質的にはセルトニンがキーになりそうだ。
※セルトニンは以下効果
・精神を安定させ興奮や不快感を沈める
・姿勢を保つ抗重力筋などの筋肉を刺激する
自分を遠くから見ているような感覚で、且つ全てに逆らわず
自然の、波の動きにあわせ、体と船を調和させる感覚。
これが、(恐らく)長距離のゾーンなんだと体感する事が出来た。
今までとは対極の感覚が面白い。
大島プロジェクトでも興奮状態にありながら、いかに早くそのゾーンに持っていくか。
これが勝負となりそうだ。
まだまだ、言葉への落とし込み。
また科学的分析は足りないが、突き詰めるってのは面白い。
このキーワードはきっとビジネスでも日常生活でも活きるはず。
カルロスゴーンさんの言葉に
「自己満足に陥ることなく、『道半ば』で立ち止まることなく」とある。
まだまだ20数年でしかない経験、だから今後も徹底的に突き詰めたいと思う。
そして、いつしか言葉に出来る様になったら、子供たちに伝えたい。
スポーツに限らず、きっと子供たちは次の扉を開いてくれると思う。
その世界を一緒に見るのが楽しみだ!