茹で蛙、茹であがる
いやー、今日の朝練もボコボコだった。
最初に苦しかったのは30kmの反動。
寝起きは良かったから、疲れはとれたものと考えていたが
肩→背中→腰→腹筋まわりと乳酸が流れるたびに重い痛みが。。
タイムも上がらないし、疲れていることを再確認。
しかし、やっぱり高校生にやられっぱなし。あいつらは本当に速い。
何が速いって、フォームが進化している。
ここ数年の競泳の進化はテレビで見ていたけど、本当にうまい。
見ているだけで勉強になる。
そして、ターンと、ターン後の動きが速い。
あれは魚だな。。。
俺が言うのも変だが、技術のひとつ一つが進化していることを
身をもって感じさせられ、その度にガツン、ガツンとやられた。
でも、逆に言えば、この数年間。
俺が「変化」をやめていたから、この結果になったんだと思う。
『ゆで蛙現象』
ビジネスの世界では良く使われる例えばある。
蛙を、いきなり沸騰したお湯の中に入れれば、熱さに驚いて飛び出る。
しかし、水に蛙を入れ、ゆっくりとお湯を沸かしていくと、
熱さに気付いた時にはもう助からない。
そういった例えである。
まさにこれだ。
決してサボっていたわけではない。
新しい技術も勉強し続けた。
でも、結果として今の自分がある。。。
うーん。。
人間難しい。
覚える事も難しいが、捨てる事。
いや、忘れる事の方がもっと難しいかもしれない。
誰だって、泥にまみれるのは好きではない。
多少なりとも楽はしたい。
仕事でも「フォーマット化する事での効率化」何て言うが
もしかしたらそれも落とし穴なのかもしれない。
まだ、分からないが
自分なりの仮説を持って、例えば1年おき。
もしくは半年置きに刷新する事が必要だと感じた。
水泳のフォームを仕事に置き換えたら、何になるのだろうか?
「ビジネススタイル?」「ビジネスモデル?」「自分の長所、短所?」
どちらも社会貢献が最上位にある前提で
水泳のゴールを自己記録の更新と置くならば
ビジネスのゴールは利益を出し続ける事。(これは極端な言い方だが。)
フォームを変えることがタイムを縮める要素のひとつであるならば
●●を変えることが成長率をキープする要素と置ける。
(他人の記録の変化は、市場環境の変化と仮に紐付けるとして。)
フォームを変化させるのは、理論と仮説の検証が必要であり
それは人間の可能性を模索する事だと思う。
ではビジネスでは
現状を把握する力:世の中に対し自分がどうあるべきか、どうするべきかを検証
し続ける能力。
目標を実現する能力:今の自分や、他人、世間に縛られず、ゴールを実現するに
は、どんな手法があるか、その「手法」を数多く描ける能力。
そして、そのひとつ一つの手法に対し、情熱的に取り組み、自分の適性を客観的
に検証できる力。。。
ちょっと、まだ長いな。。キーワードに落とし込めていない。
今の自分の分析をし続け、客観的に把握する力。
目標を常に変化させ、自分を変化させる力って所だろうか。
うーん、、、。
この理論はあっているか分からない。
でも、こう思えた事を今日の朝練の成果としよう!
(あんまり考えていたら、こんがらがった。笑)
あー、本当に今日は考えさせられたし、
気持ちよくノックアウトさせられた。
ノウハウのデトックスを吐き出し、「日に新た」の気持ちで
やって行きたいと再確認した。
そんなサウナ作ったら、世の中もっと面白くなるだろうな。笑