人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる * 親父
今日は仕事が遅くなり会社を出たのが22時。
自宅に着くのは恐らく0時ぐらいだろう。
そっからメシ食うと、恐らく寝るのは1時だから3時間睡眠で明日は朝練だ。
思い返せば、5年位前から朝練はやっている。
だいたいが6時~7時30分で週3回ぐらい。
夏は朝日が差し込む為、比較的気持ちよく起きられるのだが 冬は辛い。
寒いし、暗いし、何より布団から出るのが辛い。
そして、やってみた経験則だと最低睡眠時間は3時間が必要。
これがギリギリのラインだと思う。
それを割ってしまうと、翌日ぐらいまでは平気だが、その次の朝練に行けなくなる可能性が高い。
だから、これを読んでいる社会人アスリートの後輩達には最低3時間睡眠を勧めたい。
振り返ると今年で俺も30歳。
最近、大島の話を知った先輩、知人、友人から
「かずやは何処に行くんだい?」と聞かれることが多い。
うん、ごもっとも!
俺も知りたい!
ただ毎年目標を達成すると次はこれやりたい、今度はこうしたい!と言う
気持ちが強くなり、結果的にこの歳までなった。
そんな時いつも、親父が好きだと言う
サムエル・ウルマンの青春の詩を思い出す。
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青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の
如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる
事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
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サミエルウルマンの詩ではあるが、これは親父の教え。
「信念、自信、希望」
この詩を思い出すと、少し安心する。
親父に背中を押されている様な安心感である。
俺は高校から東京に出た。
親父はずっと群馬で育ち、今も群馬にいる。
俺はずっと水泳をやっていて、体育会系を経て、文系職についた。
親父が小さい頃、本が好きだったと聞く。
理系で、地元で一番良い学校を卒業し、技術者となった。
同じ社会人となり、結果的に共通点となったのは同じ電器メーカーに勤務した事。
狙ったつもりは無かったんだが、ちょっと嬉しい。
たまに実家に帰って、酒を飲み(親父は全く飲めないので俺だけ) 業界の事を話すのが楽しい。
俺なんか、まだまだだが 同じ言語で会話できる事が嬉しかった。
親父はスポーツ選手じゃ無かったから、その眼から見たら今の俺はどう写るんだろうか。
親父は30歳の頃、どんな生活をしていたんだろうか。
でも、親父が知らなかった世界を、俺を通し、親父に見せることが出来るなら、それはそれで嬉しい。
娘の寝顔を見る自分を通して、両親を想う。
人生は本当に面白い!
この先も休憩する暇は無いと思う。
安心して 我が道進もう
さー、ちょっと長くなってしまった。
明日も頑張って突っ走ろう*
宮崎サーフトリップにてユウタ(右)と*