2回目の行政書士試験に向けて勉強を
再会した私。
3回生になったその年も課外講座を
受講しました。
ここで、ライバルと出会うことになります。
2度目の受講となる行政書士講座には、
Mくんという同じ学年の受講生がいました。
講座は、演習講義といって、一通りのインプットが
終わるとアウトプットの講義に移るのですが、
その際に、毎回のように行われる小テストがあります。
その小テストの結果は、毎回公表されるのですが、
私はいつもこのMくんに負けていました。
Mくんは、今回が初受講で、私は2回目の受講。
勉強してきた期間は、私の方が長いにもかかわらず、
1度として、Mくんに勝てた試しがありませんでした。
そのMくん。大学では、この行政書士講座以外で
会ったことがなかったのですが、
これほど勉強ができるのだから
おそらく法学部だろうなと勝手に思っていました。
講座も中盤に差し掛かってきたころ、講座の先生や
他の学生さんとも親しくなったので、
先生を介してMくんと話す機会があり、
思い切ってMくんに聞いてみたのです。
私:「Mくんは何学部なん!?」
Mくん:「文芸学部やで・・・」
このセリフに、先生は大爆笑していましたが、
私は、唖然としてしまいました。
受講初年度のMくんは、法学部ではなく、
文芸学部だったのです。
この事実に、居てもたってもいられず、
必死に勉強しました。
結果、最後までMくんには勝てませんでしたが、
2回目の受験で、行政書士試験を突破することができました。
それほど、Mくんという私にとってのライバルの
存在は大きかったわけで、もちろんMくんも
合格されました。
今、彼がどうしているのかは知らないのですが、
当時は、今度は司法書士を受験すると言っていたので、
きっとどこかで頑張っているのだろうと思います。
今となっては、Mくんに感謝しないといけないなぁと
思いますし、目標を実現するためには、
やはりライバルが効果を発揮すると実感した出来事でした。
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行政書士試験合格後