さぁ今日は数日前にお預かりしていた奈良県H様のR53クーパーSのATFオイル交換を行いました!!
今回は全容量交換なんでここまでばらさないと出来ません∑(゚Д゚)
まずバンパーを外してホースメントを外してメンバー先を外します!!普通ならこんなことしなくていいんですがR53のオイルパンのネジが2本メンバー裏に隠れているんでここまで大掛かりな作業になります!!
そしてオイルパンにはこんな純正ステッカーが貼っています…
『ノーオイルチェンジ!!』って!!
オイルを交換するなよってことでしょうね!!ちなみにメンテナンスノートにもAT車・MT車共にオイル交換不要と記載されています!!
これについては最後にちょっと語ります!!
今回は先ほども書いたように全容量交換なんでパンを外してこの状態にします!!
フィルターストレーナーも外してしばらく放置します・・・
っで外したフィルターストレーナーとオイルパンです。
今回は初めてのATFオイル交換なのでこのフィルターストレーナーは新品交換します!!
っでパンも綺麗に掃除して組みますよ!!
全容量交換についてなんでオイルパンまで外すかというと、フィルターストレーナーの交換ももちろんですがドレンボルト奥についているこのニップル的な物のせいなんです!!
ドレンボルトを外して出てくるオイルはこのニップルより上にいるオイルだけが抜けてきます。だからドレンからオイルが出てこなくなってもオイルパンにはまだ数リットルのオイルが残ったままになってしまいます。
オイルの注入もオーバーフロー方式なんで仕方ないですね!!
っで先ほど書いた純正ステッカーのノーオイルチェンジについてちょっとお話したいと思います。
ここからはあくまでも自論と経験で書きますので賛否両論あると思いますので適当に見てください(*^▽^*)
まず聞かれることが多いのが『ATFオイルを交換したらつぶれるんですよね?』とか『走行距離の多い車はしない方が良い』と聞かれます。
僕的には『オイル交換したら潰れるってそんなことはあり得ない』っていつも言います。
バルブボディー自体すごく複雑な構造をしておりその迷路みたいな中をオイルが通っているわけです。写真でもわかるようにフィルターストレーナーやオイルパンには鉄粉や不純物は結構ついています。
とくにミニの6ATはバルブボディの不具合による故障がよく起きています。そしてこのバルブボディの問題ですが、ATFオイルをコマメに交換していたら故障しないのかと言うとそんなこともないです。でも寿命は確実に長くなると思っています。
ATFオイルを交換することにより発進時や変速もかなりスムーズになりますので一度お試しください。