たまたま見たショート動画で使われていた、夫婦喧嘩のドラレコ音声。
検索したら元の映像らしきものがいくつか出てきたので、ひとつ見てみました。
ずいぶん前の動画ですね。
どっちが悪いかって言ったら、どっちもどっちではあるけど、奥さんがいけないね。
事の発端は、「鏡の中のアクトレス」という曲が何のアニメの主題歌だったかで、夫婦の意見が食い違ったこと。
曲は懐かしいが、実にくだらない。
ダンナさんの方は最初から正解を言っているのに、奥さんが「違う」と、よく知らないのにプリキュアらしきアニメを挙げまして。
ダンナさんは自分の答えに自信があるので、「(スマホで検索して)調べて」と言いますが、この時ムッとしてはいるものの、まだ比較的穏やかな物言い。
奥さんは検索し始めて、すぐにダンナさんの方が正しいことに気付いたはず。
でも奥さん、ハッキリ言わないのです。
ここで、「あら、お父さん正解!気まぐれオレンジロードだったね〜。めんご、めんご〜」と謝っていれば終わった話。
なのに奥さんはゴニョゴニョと、作詞がどうだの作曲がどうだのと言い続けてる。
そりゃダンナさん気ぃ悪いよね。
自分の意見を否定されたのに、正解がなんだったのかハッキリ言われないわけだから。
しかも、これ高速道路。
ダンナさん運転中。
自分では検索なんてできないのですから。
同乗者は、運転者の気が散ったりイライラしたりするような言動は、避けるべきなのです。
もう一度言いますが高速道路です。
ダンナさん怒り始め、奥さん発狂。
娘さんが泣き叫んで抗議。
阿鼻叫喚。
楽しいはずのドライブが台無し。
娘さんの「どうでもいい!」が正論すぎますね。
奥さんがすぐに謝る回避の仕方が一番だとは思いますが、冒頭の「その袋どけて」のやり取りからもわかるように、どうも勘の鈍そうな奥さんなので、ダンナさんの言う「調べて」の意図するところが、奥さんにちゃんと伝わっていなかったのかもしれません。
ダンナさんは最初からこう言えばよかったのです。
「何のアニメの主題歌だったか調べて、俺に答えを教えて」と。
うわぁ、めんどくさー。
言った言わないの口論に発展してますが、奥さん言ってないのに言ったと言い張った挙句に発狂してるのが怖い。
もしかすると、普段からダンナさんが高圧的なのかもしれないですね。
あるいは、奥さん稼業にはありがちですが、家庭内での自分の価値を見出せずモヤモヤが溜まっていたとか?
この家庭の内情をあれこれ想像してしまいます。
我が家で同じ状況になった場合はどうなのか、予想してみました。
私が「違う。女の子2人が戦うアニメだった」と主張したなら、夫はたぶん「そう言うんやったらそれでいいわ」と言って、さっさと舞台から降りてしまうでしょう。
これは間違いない。
で、そこで完全に話が終わることもあれば、あとでコソっと夫が自分で検索して「やっぱり俺が合ってたやん!」と思っても、私にそれを言う場合と言わない場合があり、逆に私がコソっと検索して、自分が間違ってたことに気付いても、謝る場合と謝らない場合があります。
蒸し返さない方がいいか、蒸し返してもいいのか、その時その時で違うからですが、夫よりも私の方が遥かに頑固で性格が悪いのは確かです。
あかんがな。
この夫婦喧嘩動画、くだらないけど反面教師として役に立つな。
以下、追記
↓
この動画についての細かな考察をネットに上げてる方がいたので、読みました。
(気になる方は、「鏡の中のアクトレス事件」で検索してみてください)
奥さんが勘違いしたアニメは、プリキュアではなく「ダーティペア」ではないか?とのことでした。
それなら曲の作者も歌も中原めいこで「鏡の中のアクトレス」と同じなので、似ていて混同したのかもしれませんね。
それと、私は「奥さんは答えを言っていない」と思っていますが、「ちゃんと言っている」と解釈する人もいるらしいです。
動画の娘さんたちがそうですね。
2人ともお母さんの味方をしています。
男女の脳の違いでそうなるのだとしたら、私は男性脳なんでしょうか。
上記の考察で「ここで言ってる」と具体的な箇所を指されても、私にはどうしてもそうは思えないです。
この母娘は日常的に3人で仲良く会話をしていて、単語省略コミュニケーションが成り立っているのかもしれませんね。
私も、母親や女友達が相手ならポンポン弾むように会話ができるのに、夫や息子が相手だと、いちいち「何が?」とか聞き返されて、それ以上話すのがめんどくさくなることはあります。
うん。よくありますね。
女同士だと、主語や結論を省略しても、前後の話の脈絡と「わかるわかるー」的ノリによる脳内補完で会話が成り立つんですよね。
んーでも私、やっぱりこの奥さんは言ってる言ってないで言えば言ってないと思うよ。
え? しつこい?笑笑