広島のホテルに宿泊した昨晩はほぼ眠れず、今朝4時頃にはもう寝ることをあきらめて起床。

素泊まりプランだったので部屋でお菓子などを少し食べて腹ごしらえ。

身支度したりスマホいじったりテレビ見たりで、しばらくダラダラ。

ホテルから平和記念公園まではとても近くて、路面電車二駅分くらいの距離です。

よし、昨日どこにも行かなかったから、今日は平和記念公園に行こう。

ホテルを7時前にチェックアウトして、向かいます。

雨は降っていなかったけど、湿気が酷い。

早朝からなんて蒸し暑いの。


公園にはすぐ着き、原爆ドームや慰霊碑をゆっくり見て周りました。

どうしてももう一度行きたかった広島二中の慰霊碑に迷わず行けて自分でびっくり。

方向音痴なのに覚えてた。

やっぱりここに来ると涙が出る。

ひっそりと目立たない慰霊碑ですが、何度でも訪れたい場所です。


来た道を戻って平和記念資料館へ。

東館の企画展を見たいと思い、7時半の開館まで10分ほど待って入館。

東館の企画展は無料エリアではありますが、有料エリアと入口が同じで、しかも7時半からの1時間はWebチケットを予め購入していた人しか入れません。

なので、「東館の展示だけが見たい」と警備員さんに一言ことわって入れていただきました。

本館の方は過去に何度か見ていて、リニューアル後にも一度行ってるので、今回は遠慮しました。


東館で見たかった展示はこれ



開館直後だし、入口に数人いた外国人旅行者はみんな本館の方へ行ったので、展示コーナーにいるのは最初から最後まで私ひとりだけ。

全部の展示物を隅々までじっくり見ることができました。

個人の衣服や持ち物の展示では、寄贈者の名前にも着目。

順路を進んでいくと、「ご家族と思しき寄贈者名」から「本人寄贈」に変わっていき、だんだん何とも言えない気持ちになっていきます。

生き残って良かったと手放しで喜べず、大勢のともだちを亡くして自分だけ生き残ることへの苦しみが伝わってきます。

これは見に来た甲斐がありました。

充実の企画展でした。


資料館を出たら路面電車に乗って広島駅へ。

12時台の新幹線を予約していましたが、2時間早い新幹線に変更して大阪に帰りました。


広島。

またいつか行こう。

アルコン遠征じゃなく家族旅行でね。

今回はお好み焼きを食べなかったので、次は食べたいな。


以下、追記

動画をひとつご紹介します。

「原爆の犠牲となった広島二中の生徒さんの在りし日の姿」という、大変貴重な映像が含まれています。

あの日失われたものの途方もない大きさが、感じ取れると思います。

ぜひご覧ください。