前回に続きアルフィーのラジオの話。

私はアルフィーから離れていた30年の間、ほぼずっと洋楽にのめり込んでいました。

以前にも書いたことがありますが、アルフィーを知る前から好きだった洋楽は誰もが知っているビートルズやS&G、ベンチャーズなど。
それ以外の洋楽はほとんどアルフィーつながりで知ったものばかりです。
きっかけはCSN。
この春ツアーでも演奏している「青い眼のジュディ」を、ラジオで聴いたアルフィーのコピーで知り、好きになって、「青い眼のジュディ」が入ったアルバムレコードをすぐに買いました。
そこから当然のようにウッドストック・フェスティバルに興味を持って、たくさんのミュージシャンを知りました。

1988年に出たCSNYのアルバム・American Dreamを購入してからは、もうダムが決壊するような勢いで夢中になって追い求め始めて、翌1989年にはCSNYのY、ニール・ヤングの来日コンサートに一人で行ってしまうまでに。
そこから20年以上ニールファンです。
(ここ10年ほどのアルバムは聴いていない)

私はThe Moody Bluesのファンでもありますが、なんとThe Moody Bluesを知ったのもアルフィーのラジオがきっかけです。
1986年リリースのYour Wildest Dreamsを、アルフィーがラジオで流していたのを聴いて気に入って、すぐにこの曲が入ったアルバムのカセット(カセットですよカセット)を買ったんです。

The Dream Academyもそうですね。
どの番組だったかは忘れましたが、アルフィーのラジオでPlease Please Pleaseがかかったんです。
これは電気が走りましたねぇ。
本当は長いタイトルのこの曲。
タイトル紹介が曲が流れた後ではなくて流れる前だったもんだから、さぁ大変。
録音はしていなかったので記憶でメモりましたよ。もう必死!
Please,Please,Please,Let me get what I want です。長い!
しかし間違えずにちゃんとメモできたのは今思うと奇跡ですね。
高見沢さんがこのタイトルを読んだのをハッキリと覚えています。高見沢さんが読んだから記憶できたんだと思います。
その後、無事にこの曲が入ったアルバムを見つけ出して買えました。
数年越しです。
インターネットのない時代、周囲に洋楽に詳しい人が誰もいない環境でマイナーなミュージシャンを追いかけるのは、とてつもなく大変だったんです。
しかし、ほんの少しの興味やワードを頼りにして自分が気に入る音楽を探していくという作業は、時間を忘れるくらい楽しいものです。
最近そういうのとんとご無沙汰だなぁ。

あ、でも「終わらない夢」で紹介されていたブルース・クリエイションはアルバム買っちゃったよw
影響されやすいタイプ?!