最近ライブハウスに変なノリを持ち込むバンドが増えたなぁと思う
変なノリって?
いやいやいや、
ここでは
お笑い的な要素というか
テレビのバラエティ番組の真似ごとというか
そういうやつね。
みんな少しでもバンドの付加価値を上げようと知恵を絞ってやっているんだろうと思う。
実際うまくやれば話題になりやすいし
そういうノリに喜んでるお客さんも多い。
だがわたくしはそういうのが駄目なのか、
こりゃ面白い!と思えたことがあんまなくて
どころか「うわーしょーもな…」ってケースがほとんどなのです。
まぁこれは個人の趣味嗜好の問題ですので、
「てめーみてーな爺ぃにはこの面白さが分かんねーんだから帰って般若心経でも唱えてろこの老害!」
と怒られたら
即座に京王線に乗って帰宅して以降は家にこもり
平身低頭ジュゲムジュゲムカイジャリスイギョの以下略して許しを請う用意があります。
それでもこの手のパフォーマンスが苦手なのは、
やっぱ「刷り込み」の問題でしょうか
幼少期の経験がその後の人格形成に多大な影響を与えるように
最初にロックを聴き始めた頃に夢中になったアーティスト達の立ち振る舞いが
その後も「ロックバンドのあるべき行動規範」として心に深く刻まれてしまうものです。
わたくしの場合その規範となっているのは、
ストーンズやツェッペリンやクイーンといった
ロック史上でもこれまたズバ抜けて偉大とされている方々であります
彼らがやることは全てカッコ良いし
彼らがやらないことは大体ダサいのでやる価値が無い
つまり、
当時ミック・ジャガーがハイドパークのステージで
「ご覧ください、空席以外ほぼ満席でございます!」って
ドヤってたら
Please look! It is almost full 、 except for the vacant seat、Yeahhhhhhh!!!
わたくしのエンターティメント観は今と全く違ったものになっていたでしょうが
幸か不幸か
そうは言わなかったのです、ミック。
というわけで
昨今の安易なバラエティ番組のノリがライブハウスを席巻することに懐疑的なわたくしですが、
きたる7月27日(水)、新宿歌舞伎町のロックンロール以外は全部嘘、にて
第3回バンドマン格付けチェック!
絶対面白いから見に来てね!
って、
お前がやってんのがバラエティ番組の真似ごとそのものやないかーい!!!




