ここで
飛び道具の最高級品(笑)
How To Sex Pistolsの紹介です

ようはピストルズのコピバンなんですが

メンバーが


ザ・カトウタクミ(ブルボンズ)
サドル・ザ・ヒロシDEATH
(ブルボンズ、THE ZIPPERZ、SADDLE&the BLEAKYS)

石川寛也(COOL JOKE)
ケンゴ☆スター(riverロマンチック日本代表!!!)


という

こんなとこでこんな人達を使ってしまっていいのかオイ!
と突っ込まれざるを得ない人気者揃い

こんな奇跡のオールスターバンドが出演するに至った経緯は
カトウタクミとのやり取りを記した以前のエントリ
参照していただきたいのですが、

驚きのクオリティを持ったコピバンです

一線級の実力者でエンターティナーである彼らが
本気で遊びにかかってきた時のヤバさを
是非味わっていただきたいです。お見逃しなきよう!


本家のピストルズを知らなくても
この4人がそれぞれコダワリを持って
【パンクの象徴】を表現するプレイを見るだけでも
めちゃめちゃ楽しめると思いますよ(^O^)/




そーかピストルズ知らない知ってるけど聴いたことない

という方も今となっては結構多いかも知れませんね~


といっても
こんなクソ偉大なバンドについて語ったり説明したりするのも
おこがましいので知らない方は各自調査でお願いします←


まあ簡単に言うと
70年代の不景気で閉塞した時代のイギリスで
そこらの不良が集まって結成されたパンクバンドです


その衝撃的な曲とパフォーマンスで一気にセンセーションを起こすのですが、、
王室罵倒契約破棄麻薬摂取暴力猥褻物陳列、、
などなどあらゆるスキャンダルを絡みつけて実質3年で活動を終えました


レコード会社やスポンサーやマスコミや客といった
本来バンドが大切に扱わなければいけない人達に対して

徹底してクソだカスだテメエらには何の価値も無え、

舐め切った態度で接し続けたので周囲の関係者からも徐々に
見放されていき、それも解散の原因になったようですね


パンクという音楽をやったというより
生き方そのものがパンク


当時の不満を持つ若者に崇拝される存在になるのも無理ないですね

今も残るパンクファッションだってほとんどこの人たちがルーツだしね


あぁ
各自調査といいながらダラダラ説明してる(笑)

説明ついでに
もひとつポイント!


君はシド・ヴィシャスを知っているか?

ピストルズのベーシストであり
パンクロックのキングオブカリスマです

死後30何年経った今でも
彼のパンク過ぎるパフォーマンスや生き方に憧れる人は後を絶ちません

Voのジョニー・ロットンと並んで
いやそれ以上にSex Pistolsを象徴する存在です

といってもこの人
バンドには途中加入です

それまでは
毎回ピストルズのライブに来ては
暴れる一人の客でした
バンドマンではありません


それが前任者の脱退に伴い
何故か新メンバーになります(笑)

ブルボンズで言えば
しばらくぶりにライブ観に行ったら
安藤さんがベース弾いてた、て感じでしょうか(笑)


しかしこのシドの加入によりバンドの人気は加速していきます


ライブの映像を観ると客をベースでぶん殴ってたり
ロクに弾いてやいないのですが

とにかく作り物臭が全くしない
過激で悲壮でパンクな佇まいに人々は魅了されていったのです


そのシド・ヴィシャスを

東京都世田谷区からやって来る

あの男がつとめてくれます

・黙っていても人を惹きつける魅力がある
・ベースが素人



条件的には申し分ありません(←)


ちなみにこの日
界隈随一の歌い手であり人気者である
彼の出番はこれだけです


ハイ


究極の石川寛也の無駄遣いです


あ、

もしかしたらキャナコ屋スタッフとして働くかも(笑)


ともあれ彼のパフォーマンスに期待しましょう



。。。


さて本物のシドは

バンドを抜けた後ほどなくして
麻薬の過剰摂取により死亡します

享年21です

ロック史に輝くレジェンドであり
今なお多大な影響を及ぼし続ける生き様を残しておきながら

21年しか生きてない


わたくしはむしろ
シドってしょーがねーなーこんな奴駄目だろ
とかネガティブに思ってたのですが

この【享年21】という活字を目にしたとき泣けてきてしょうがありませんでした

破滅的でヴァイオレンスな印象ばかり取りざたされますが
オフショットなんかをよく見れば
ただのあどけない子供なんですよね

何をこんなに生き急がなければならなかったのか、、



死の直前には恋人の殺人容疑で逮捕されるのですが

この頃はジャンキー丸出しでインタビューしても
眼の焦点は合ってないし顔色も蒼白だし言葉も要領を得ません

そのインタビューで『どこに行きたい?』と問われて

寒さに震えるようなしぐさで
虚ろな眼をしてひとことポツリ




「underground..(地下に)」

と答えています

泣けます(TωT)


そんな彼の命日は2月2日

おお

1月30日なら追悼イベントといっても過言ではない(笑)

どうぞ皆さんでシドの精神を感じとって
彼のその鮮烈なる生涯を悼みましょう

2013年1月30日
池袋Adm
「またロックするよ」
open18:00/Start18:30
前売2000円

出演:
THE ZIPPERZ
(※3人編成)
How To Sex Pistols
THEチーズ
toitoitoi
パンパンの塔
こっけ&THEこっけんろーるBAND


フード:cafe&bar Loin d'ici (ロワンディシー) a.k.aキャナコ屋

m(_ _)m 宜しくお願いします