口蹄疫関連の続き>
本日までの宮崎県庁の発表を見ても、
いまだに口蹄疫の拡散は続いている。
ただし、先日からの流れとして、特定の地域内の
発生にとどまっている(ように見受けられる)ことは、
防疫体制が整いつつあるのだということが
言えるのかもしれないが、
発生自体における初動体制(封じ込め)という点では、
大きな疑問がある。
現在の防疫体制は、その当該地域内からの
拡散を防ぎ地域内に抑え込もうとしている。
手短に言えば、その地域を犠牲にして
他地域への拡散を防止している判断できる。
このままの防疫体制をとっていれば、
感染拡大を防止できる可能性は高いが、
一方で該当する感染地域内においては
農家の全滅の可能性があるのではないか・・・。
これからの防疫体制が、現在の発生地域内でのこれ以上の感染
拡大をも考慮して実施されて行くのか、その辺りの動向を
注意深く分析していこうと思った。
TVのニュース画面の中で防疫員が作業している場面を見る
機会があったのだが、防護服着用の方法に関して
非常に問題のある防疫員がいるのを発見した。
思うに、防護服に関して「着用」から「廃棄方法」の見直しまで
徹底を図る必要があるのではないだろうか。