あさひふる はくうんぼくに むらがりて 黒きすがるら しべを噛みたり 宮沢賢治
散歩コースに1本の白雲木の大木があります。いつもモカを連れ歩くので、写真はスマホで撮っていますが、満足には程遠い出来上がりでしたので、落ちていた花びらで我慢してください。

ハクウンボクの花びら

 
  

一昨日、久々に宮城教育大学前を通りましたら、街路樹、白雲木であることに気付きました。歩道、花びらで真っ白に埋まっています。是非、ご覧下さい。
合唱の醍醐味
2010年10月、中学校の合唱コンクールで行った挨拶です。
キリスト教徒 33% 20億人、仏教 6% 36000万人

「シャラン、ボロン、ガン、チーン、南無阿弥陀ァ……、金魚金魚三金魚、はじめの金魚は良い金魚、なかの金魚はセコ金魚、あとの金魚は出目金魚、天神天神三天神、はなの天神鼻っ欠け、なかの天神セコ天神、あとの天神良い天神、虎が鳴く、虎が鳴く、虎が鳴いては、たいへんだ。チーン、それ、つらつらおもんみるに、汝元来ひょっとこの如し、君にわかれて松原行けば、松の露やら涙やら、……どうぞ、ご焼香を」 

という父親に反発したのでしょうか、息子はクリスチャンでもないのに、先月、教会で結婚式を挙げました。 

賛美歌312

F    B♭  F     C7

いつくしみ深き 友なるイエスは、

F   B♭  C7    F

罪とが憂いを 取り去りたもう。

C7   F   B♭   C7

こころの嘆きを 包まず述べて、

F    B♭  C7   F   BF

などかは下さぬ 負える重荷を。 アーメン。 

参加者にはクリスチャンはいないはずでしたが、みんな気持ちよさそうに歌っていました。88歳になる私の母親も一緒になって歌うのですから、驚きです。皆、適当にしか歌えないのですが、他の人に合わせてという一体感やお互い支え合おうとかの気持ちが持てたようで本当に幸せな気分が味わえました。

合唱は、このように教会から派生してきたものですので、生まれた時から賛美歌の中で育っていけば、ハーモニーの感覚は自然に身につくだろうなと改めて、お経との違いを感じた次第です。

さて、いよいよ合唱コンクールの開始です。仲間との一体感、支え合いリードし合うという合唱の醍醐味を思う存分楽しんで下さい。皆が楽しめればこれだけ練習してきたのですから、会場のお客様方にも大いに楽しんでいただけるはずです。感動していただけるはずです。

いつも、受けを狙って原稿を準備するのですが、ほとんどスベッテばかりでした。「金魚、金魚」のフレイズは、古今亭志ん生の「黄金餅」から失敬したものだと思いますが、笑いすら起きませんでした。まことにもって残念です。それ以上に、合唱の素晴らしさを伝えきれていない方が問題ですね。考えた割には、いつも成果の上がらない話に、またまた反省の私でありました。しかし、また懲りずに、考えるのです。
バラの笑顔
明日、娘が帰りますので、横浜まで送っていきます。その後は、孫の笑顔ともしばしさようならです。

バラの笑顔

 

どうです、この笑顔。複雑ですね、ジィジィの心境は。