5ヶ月間の御無沙汰でした。
色んなことがありましたが、それは置いておいて・・・
右鎖骨を骨折し3週間経過、利き手が使えないのがこんなに大変だとは思いもしませんでした。
公的な仕事もお引き受けしていますので、そちらにも大きな迷惑をかけてしまっています。
ほぼ全てを家内に頼りながら、「一人暮らしだったら?」と思いを馳せ、日々感謝の連続です。
一方、治療方法は安静しかないので、テレビ・ラジオ・本とダラダラ見たり、聞いたり、眺めたりしながら、頻繁に襲ってくる電気走りの痛みに耐え、ウトウトするばかりです。
そうしているとどうしても「不甲斐ない」、「申し訳ない」とか「何かできないのか」という自責の念にかられてしまいます。そんな時に浮かび上がってきたのは「ごくつぶし」という言葉です。
太平洋戦争時、御国のために何もできずにいた沖縄の障害者は「ごくつぶし」と言われたそうです。人間としての在り方、改めて反省しています。
寺田寅彦も絶望していた
ダラダラ読んでいる本にあったものです。
「いくら科学者が防止法を発見しても、政府はそのままにそれを採用実行することが出来ないように、また一般庶民は一向そんな事には頓着しないように、ちゃんと世の中が出来ているらしく見える」(内橋克人編「大震災のなかで」P.44池内了より)
「かわうち原発」稼動へ
大臣様が「川内原発」をそう読んでも、知事も議員も地域住民も全く気にせずゴーサインを出す、そんな状況を言っているのだろう。川内は「せんだい」と読みます。
疲れた。後は、ダラダラした「ごくつぶし」生活に戻ろう。