CD製作支援カンパは47,000円余

満員御礼とはいかなかったが、有料にも関わらず200名を超える方々に足を運んでいただけた。盛会と言って良いものと評価している。
上映会場内では、イオンシネマ石巻の御配慮によりBGMとして「石巻・わがふる里」をながしていただき、視聴の皆さんには映画同様深い感動を与えることができたのではないだろうか。
その一つの表れが、受付に置いたカンパの額である。帰り足で、多くの方々が協力してくれた。
この支援金は、早速大阪音楽大学に送金させていただいた。

教員は忙しすぎる!
土日上映会の設定は、いつも頑張っている先生方に見て頂きたいという強い思いからでもある。しかし、現職の教職員の姿はほとんど見られなかった。現場の忙しさを知っているから、私たち委員も「仕方ない」「ゆっくり休む方が大切だな」と納得するしかない。
NHKクローズアップ現代の「大阪市教育委員会」を見、悪寒が走ったのは私だけだろうか?
石巻の外国語指導助手の高橋ディエゾン・リャネットさんが次のように書いていた。
「・・・今、子どもたちは大きく変わったと思います。しつけが足りないのじゃないかと思います。勉強はできるんだけど担任に対しての態度が良くありません。・・・担任が何人かの生徒に注意したのですが、その子たちは何も聞いてなかったみたいな感じで、知らんぷりで堂々と隣の子と話をしていました。先生が「授業中だよ」と言うと、生徒は大きな声で「どうでもいいし」と言っていました。・・・先生方は一生懸命です。みんなというわけじゃにですが、ほとんどは頑張っています。35人の生徒の中で活発な子が何人かいて、それに担任は一人です。すごい大変だなと思います。(2014年2月25日付石巻かほく「つつじ野」)
折角の機会、リャネットさんの文をもとに、次の2点を中心に大阪市教委や新たに提案されている教育委員会制度を考えていただきたいものだ。
①しつけの不足は単純に家庭だけの問題なのか?
②欧米先進国並みにどうして25人学級がいつまでも実現できないのか?