更地から荒地へ
めぐるJAPANの第9回目の活動日程は、22日深夜に新宿をナイトバスで出発、翌23日午前6時30分、石巻蛇田歩道橋で下車。
我が家で、朝食を取り、8時半前には家を出て、大川小学校~雄勝森林公園仮設住宅集会場で活動~海の見える病院「雄勝病院慰霊碑」~雄勝店こ街で昼食~ブルー・ライン(国道398号線)~女川病院~渡波黄金浜集会場「よってがいん」の皆さんと活動~石巻中瀬公園経由で、午後4時半頃帰宅しました。

雄勝森林公園仮設

 

その後、反省・慰労を兼ねた夕食をいただき、午後10時過ぎのナイトバスで帰京、24日午前7時半頃、新宿到着のメールが入りました。
昨日は、祝日でしたが、大川小前の信号ではダンプカーが10台以上並ぶ状況があり、この辺では在り得ないはずの、交通渋滞が生じておりました。年末・年始を前に追込み的に作業を頑張っている様子に思わず頭が下がりました。

よってがいん

 

めぐるJAPANの皆さんは、8月にも来ているのですが、わずか4ヶ月で、震災被害を忘れさせるような単なる荒地と化した被災地の状況に、言葉もない様子、説明なしでは、なにも気付かずただ通り過ぎてしまうような被災地になっています。

 

輝く人①

 
中瀬公園に「輝く人」

映画「宮城からの報告」製作委員会の阿部和夫代表が、この度「アートプロジェクト・石巻」実行委員会の委員長に就任、石巻市出身の伊藤嘉英氏が制作し、第4回神戸ビエンナーレ2013「神戸港・海上アート」コンペティション審査員特別賞を受賞した「輝く人」を石巻に展示しようという運動をすすめ、21日に点灯式が行われました。
私達もまだ足を運んでいなかったので、最後にめぐるJAPANの皆さんと一緒に鑑賞してきました。「輝く人」は海の方向をじっと見つめています。何を思っているのでしょうか。

輝く人②