イヌは家畜
という考えは改めないといけないようです。
「柴犬の子犬の育て方」(030729横田俊英)のHPで勉強させていただいていますが、日本の昔ながらの犬の飼い方は、もうすでに否定されているそうです。次のように書かれています。
「日本の昔ながらの犬の飼い方として、全面が開口した犬小屋に鎖でつないでおくという方法は、今では駄目な方法として否定されております。普段は扉のある犬舎に入れておき、散歩のときに出してやるという飼い方が推奨されております。もしも鎖でつないでおく飼い方をイメージしておりましたら改めてください。」
横田さんが指摘したイメージのとおりのことを考えていた私です。心を入れ替えて世話をしていきます。【家族の仲間入り】

家族初日

 

名前はモカ
ふるさとの訛りなくせし友と居てモカ珈琲はかくまで苦し 寺山修司
モカは、おいしいだけではなく歌にもなるのですネ。
コーヒーが好き、というのが命名の理由の一つでもありますが、子犬を譲ってくれた方が桃生にお住まい、そして私達がモリなので、「も」がつく名前、という理屈をくっつけて家族全員で「モカ」に一致した次第です。

2日目

 

Happyは、仏教では「安楽」
日本語には「幸せ」「幸福」という言葉どこ概念すらなかったということが、河合隼雄と中沢新一の「仏教が好き」という本の中に書いてあったと思います。そういえば、happyを幸福と訳したのは確か福沢諭吉が初めてだったはずです。
一日中、ウンチとオシッコの始末に走り回っていますが、モカの幸せそうな寝顔を見ていると、私達も幸せな気分に浸れます。でも、人間世界では「幸せ」「幸福」にあたるのでしょうが、イヌにしてみると確かに「幸せ」というより「安」と「楽」のなにものでもないような気がします。
【安楽・安楽…】

安楽・安楽…