6/18(火)、ノートに次の言葉を抜き書きしていた。
「・・・日本は長年にわたり、個人の権利を尊重する伝統をもたず、自由より命令を喜ぶ人の多い国であった。1950年暮れに来日した日本研究者G・B・サンソムは、こういう国で政治的独立が回復すれば、再び官憲主義が勢力をふるうのではないかと危ぶんでいた。」<山住正巳著「日本教育小史」P.186>
選挙の投票率の低さなど、この言葉の裏付けのような気がしてしかたがない。
権利を尊重せず、批判精神をも育てず、そして「選挙に行っても政治は変わらない」といったあきらめの気持ちを育ててきた戦後の教育は、そういった意味では大成功なのだろう。
教員時代にしてみたかったことの一つに、教員の投票率調査がある。
多分、あまり行っていないだろうと推測できるからだ。
選挙にも行かぬ教員のもとで、子ども達の意識はどう育っているのだろうか?
選挙の投票率を見るたびに考えてしまう課題である。

私もいただきました

 

雄勝の今日
北上川沿いの大川中学校の解体もほぼ終了。
雄勝の町に入ってすぐのところにある雄勝中学校、その隣の公民館も姿は完全になくなっていた。雄勝小学校の校舎はなくなったものの、重機が整地作業を行っているので、かろうじて雄勝小学校の跡地と分かる状況である。

スイカ割① 

 

大須小学校「うみねこキャンプ」
地域と学校が密接に結び付いた活動を見学させていただいた。午前中はお父さん方の操る船での釣、その間にお母さん方はバーベキューの準備と大忙し。大漁?の子ども達、お昼のバーベキュー、その後のスイカ割と笑顔がはじけていた。全校で11名の児童を地域と学校で育てている姿を拝見して、モヤモヤが晴れ、久し振りにブログに向かう気力が出てきた次第である。

スイカ割②