本日は主治医の診察日でした。

PD手術から6ヶ月が経過しました。

早起きして8:05から入口に並び、番号46番をゲットです。

採血もほぼ一番最初に対応できて、レントゲンも09:00前には終わりました。

採血の結果判定が大体１時間以上かかり、主治医に呼ばれるのがいつも10:30頃なので、診察券を第二外科の前に提出し、いつものように病院のタリーズCafeで会社のPCを広げて会議にリモート参加していました。

毎度ブログにUPしている、ロンドンぽくて？イマイチのマフィンとコーヒーです。

すると、9:30頃に患者仲間のHさんの奥さん登場です。

「gohiromingさん、受付で呼ばれていますよー」

わざわざ探しに来て頂いたようです。（Hさん、有難うございました）

今日は、いつもよりも呼ばれるのが１時間位早いです。（早い事はいい事ですが・・・）

主治医のK准教授より、

「おお、長崎の学会に行ったんですってね、上司（T教授）から聞きました」

「先生、私のPD手術がサルベージ手術と呼ばれていて、症例５で説明されていましたよ💦」

「普通、あんな酷いと、手術でききらんけんね」（九州弁）　→ げ、酷かったのか！

「手術不能な人を手術可能に浮上させる意味でサルベージと言っています」

・・・と、言うことは、ワタシは一回沈没したのね💦 ポジティブに考えると、ステルス潜水艦だと思えば良いか。

「T先生の10年生存した高校の先生の話に感銘を受けました。」

「当院で治療を受けた患者で、10年以上生存している人は沢山いるとです」

「！！！」

学会でH医大のエビデンスでは手術できる人10%、10年以上生存、更に10％（つまり全体数の1％）と聞いて落ち込んでいましたが、

当該病院の方が母数が少ない筈なのにな？と疑問点が湧きましたが、滅茶苦茶希望が出てきました。

「レントゲンと血液検査の結果は良いです。経過観察ですね。」

「なるほど、CRPが初めて１を切っています。」

「ステロイドが効いていると思われます、遺伝子検査の結果を判定し、アリムタの抗がん治療を今後検討して行くんじゃないかと想定していますが、オブジーボはもうやらない方がいいでしょう、肺炎悪化するよ」

と言う見立てでした。

「ところでgohiromingさんは、中皮腫患者に関わって何をやっているのですか？」

「中皮腫患者のサポートのお手伝いをしています」

「世のため人のために役立ちます」

と言うやりとりの中で、診察室を後にしましたが、後ろから小走りで駆け寄ってきたのは、病院長でもあるT教授でした！

「長崎ではお世話になりました」

「いえいえ、メールを頂き有難うございました」と私から、右田理事長と私達にメールを頂いたお礼を言いました。

と言うことで、ベット数が1,000床を超え、日々1500名位外来がある大病院の院長様にメールを頂いたばかりか、改めてご挨拶頂きました。

腰が低くて丁寧な方です。

東京の病院から九州に転院して良かったと思います。

その後患者仲間のMさん夫妻にご挨拶しましたが、Mさんはちょっとお疲れの様子でしたので気になります。

Hさんは腫瘍は縮小したものの、オブジーボの皮膚の副作用でかなり辛そうでした。

お二方とも早く良くなって欲しいと思います。

診察日（悪性胸膜中皮腫サルベージ手術）