タイトル通り2018年9月に読んだ本です。
結構読みました!どの作品も感慨深い、、、
よかったら、何かの参考にしてください!
今月も沢山本を読むぞ!


9月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:4850
ナイス数:128

名前のない怪物 蜘蛛の聖餐 (宝島社文庫)名前のない怪物 蜘蛛の聖餐 (宝島社文庫)感想
前作の「蜘蛛と少女と猟奇殺人」の続きもの。前作は、コメディー要素も多々ありましたが、今回はシリアス多めの展開でした。感動的なシーンあり、ドキドキハラハラあり、ハードボイルドな場面もあり、、とかなり充実していて楽しめました。結末は乞うご期待。作者の人柄の良さが出てるような、いい終わり方でした!5点満点中4.6点。読んでいない方に、前作と本作をまとめ買いをしても大丈夫ですよ、といえるレベルです! 
読了日:09月30日 著者:黒木 京也
永遠とは違う一日 (新潮文庫)永遠とは違う一日 (新潮文庫)感想
タレントが暇つぶしに書いたレベルでは全く、とても良く出来ている作品。短編集で、帰路に立たされている女性がテーマ。上手に他の短編と繋がっていて、なかなか面白い。働くとは何かとか目標は何かとか考えさせられることが多い。読む対象は社会人かな。学生が読んでも、あんまりピンとこないかも。5点満点中4.6点。山本文緒さんの解説もおすすめです。
読了日:09月30日 著者:押切 もえ
たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に (祥伝社文庫)たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に (祥伝社文庫)感想
面白かった、面白かったけど、主人公が不憫すぎる、、、主人公に救いが全くない。終盤は、主人公に感情移入が全く出来なかった。こ、こんな奴おるか!?って感じやった。展開もよかったけど、個人的には相容れない作品やったかな。5点満点中4点。でも、面白いのも事実。読んで損はない。
読了日:09月26日 著者:佐藤青南
名前のない怪物 蜘蛛と少女と猟奇殺人 (宝島社文庫)名前のない怪物 蜘蛛と少女と猟奇殺人 (宝島社文庫)感想
主人公と怪物のお話。どう展開していくんやろうって楽しみながら読めた!大丈夫、恐怖もエロスもそんなに強くない!続編を希望すると答えた人92%も納得いく話だ!続編も買う!ネタバレせずに感想を書くのは難しい。読んでみてとしか言いようがないな。だから、読んでみてください!5点満点中4.6。
読了日:09月24日 著者:黒木 京也
カモフラ結婚 交際ゼロ日、夫婦はじめました (メゾン文庫)カモフラ結婚 交際ゼロ日、夫婦はじめました (メゾン文庫)感想
タイトル通り、カモフラ結婚。結末は予想通り。最初はつまんねぇなぁ、と思いながらも怒涛の一気読み。正直おもしろかった!そうじゃないと、一気読みなんてしない。内容は普遍的、登場人物も少ない、それで一気読みさせるのはスゴイ。特に藤木君のキャラが拗らせすぎてて良かった。そこに加えて、片瀬さんの勘違いぶり!2人の性格がおかしかったから、同じ出来事をそれぞれの側面から描写していても、全く飽きなかった。また、そのせいで、余計もどかしくなって、ますます物語にハマっていった。うんうん、おもしろかったよ!5点満点中4.2点。
読了日:09月24日 著者:タカナシ
完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)感想
買ってよかった。面白かっただけでなく、感動した。 社会との付き合いも、こういう風に考えると、うまく付き合っていけるんか。読んでいて、かなり楽になった気がする。とにかく読んでみてって言いたい作品。5点満点4.9点。なんで満点じゃないのか。多分、本の中身の良さに嫉妬して、満点をあげたくないのかなと思う、笑。
読了日:09月24日 著者:若林 正恭
リバースリバース感想
湊かなえさんの長編を読むのは今回初めて。短編はこの前にポイズンドーター・ホーリーマバーを読んでいたので、作風は何となくわかってて、雰囲気的に暗い感じの話なんやろうなぁと思ってたら、まさにその通りでした。でも、終章で、暗さの中にも一筋の光が見えたと思ったら、また絶望に、笑。いや、でも、この結末は絶望じゃないか。故意ではなくなったんやから。でも、知らなくて故意ではないと言っても、間接的に責任は生じるんやから、結構辛いやろ、、、なかなか根性の悪い作品ではないかと思います、笑。5点満点中4.7点。文句なし!
読了日:09月23日 著者:湊 かなえ
リアルフェイス (実業之日本社文庫)リアルフェイス (実業之日本社文庫)感想
最初から最後までおもしろかった! けど、不思議と印象には残ってない。 事件ばかりに目がいって、あまり人物に気がいかなかったのかな。うーん。5点満点中3.9点。決して面白くなくはないけど、って感じかな。 それより、最初のエピソードの元ネタって、完全に和歌山じゃない?笑 あと、柊先生といえば、昔柊又三郎ってドラマがあったなぁって懐かしく感じた!
読了日:09月17日 著者:知念 実希人
時間遡行で学生時代に戻った僕は、妻の恋を成就させたい (宝島社文庫)時間遡行で学生時代に戻った僕は、妻の恋を成就させたい (宝島社文庫)感想
タイトルだけみたら、敬遠する作品やけど、読んでみたら、とても楽しめた!雰囲気的には、伊坂幸太郎の「砂漠」とか吉田修一の「横道世之介」みたいな感じ。感想を書きたいけど、ネタバレしないと書けないのが残念。きゅんきゅんしたい女の子より、もう少し年齢が上の女性や男性向けの作品かも。満足度は5点満点中4.1点。読みやすいし面白かったけど、もう一工夫があれば、と正直思ってしまった。
読了日:09月16日 著者:鹿ノ倉 いるか
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫 み 42-1)ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫 み 42-1)感想
あれ、湊かなえさんってこんなドロドロした人間関係を書く人だったかな?ちょっとした誤解が大きな仲違いを産んだり、自分勝手な解釈がより大きな誤解を産んだり。そんなことを丁寧に描いている一冊です。読んでて元気になるって類いの本ではないけど、共感できる部分はきっとあると思う。まみゅうださんのベストフレンドと罪深き女がお気に入りです。5点満点中4.1。個人的にはもっと元気になれる内容が良かったなぁ、と。
読了日:09月16日 著者:湊かなえ
明日、世界が消える前に (ポプラ文庫ピュアフル し)明日、世界が消える前に (ポプラ文庫ピュアフル し)感想
不慮の事故で死んだ人に試練を与え、その試練にクリアしたら、もう1度蘇らせる。そんな仕事をしている死整庁のアガタとイルマが様々な人に試練を与えて蘇りのサポートをする話。オムニバス形式で進んで読みやすかった!5点満点中3.6点かな。良くも悪くも平凡な感じかな、、、
読了日:09月12日 著者:霜月 りつ
あの日から君と、クラゲの骨を探している。 (宝島社文庫)あの日から君と、クラゲの骨を探している。 (宝島社文庫)感想
ライトノベルにありがちな、とりあえずインパクトのあるタイトルで興味を引かせて読者をゲット的な作品かなと思いきや、実際は全く違った。これがデビュー作?嘘やろ、、っていうくらい完成度も内容のレベルも高い作品。甘ったるくなく、切ない雰囲気が何とも言えず、非常に心地いい。中高校生だけではなく、それより年齢層高めの人にも十分受け入れられる作品。是非手にとって読んでみて、クラゲの骨を探している意味を確認してほしいです。5点満点中4.8点。おもしろい作品やから読んでみてって人に紹介できるレベル。次作も絶対読んでみたい。
読了日:09月11日 著者:古矢永 塔子
みんないってしまう (角川文庫)みんないってしまう (角川文庫)感想
短編集。短編集って結構内容が薄くて、読みごたえないなぁと思うことが多々あるけど、これは違う。どれもこれも奥深い。人生の帰路に立った人が何を選択するのか。その選択肢が正しいかどうかなんてわからないけど、みんな何かを選んで、先にいってしまう。そのことを上手く伝えてる本かなぁと思います。 5点満点中4.8点。内容は濃いのに読みやすいので、是非読んでほしいです。 特に「いつも心に裁ちバサミ」って話が、トラウマになるレベルで気に入ってます。是非是非!
読了日:09月08日 著者:山本 文緒
蹴りたい背中蹴りたい背中感想
初めて、綿矢りさを読んだけど、なかなかクセがあって面白い。学校の微妙な雰囲気を上手に描写してる。え、ここで終わりって感じの終わりやったけど、これは俺の読解力がなかったのかな、、、蹴りたい背中の気持ちも何となくわかったけど、まだまだ理解は浅いかな。少ししたらもう一回でも再読しようかな。5点中4.1点!
読了日:09月06日 著者:綿矢 りさ
「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。 (ポプラ文庫ピュアフル す)「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。 (ポプラ文庫ピュアフル す)感想
デビュー作にしては結構いいできだったと思う。ストーリーが特にいい。読みやすい一冊。
読了日:09月06日 著者:隙名 こと
ラヴレター (角川文庫)ラヴレター (角川文庫)感想
確か大学生のときに一度読んだことがあるはず。秋葉さんが登場した時、気付いた。なんで、主人公ではなくて、秋葉さんなのかはさっぱりわからないけど、笑 ストーリーは、亡くなった彼の自宅に手紙を送り、それを受け取った同姓同名の女性と文通が始まり、、という話。どこにでもある話をこんなに素敵に彩るのは、さすが岩井俊二というところ。すーっと物語りに入り込める。なんでこんな話をかけるのか、どこに仕掛けがあるのか分析できないけど。5点満点中4.3点。読んで損のない作品。
読了日:09月02日 著者:岩井 俊二
死ぬこと以外かすり傷死ぬこと以外かすり傷感想
え、思っていた以上に本を読んだ登録した人少なくてびっくりした!5点満点中3.6点くらい。凄い熱い人でこっちのやる気も出てきたけど、うーん、どうかなって思うことも多々あり。おそらく自分のレベルがまだまだアンシャンレジームのレベルってことかな。読む前までは、勢いだけの人とか思ってたけど、実際はきちんと考えていて、努力してるってことがよく分かった。それは嫌われ者のホリエモンにしかりキングコングの西野にしかり。文句言わずに結果だそう!
読了日:09月01日 著者:箕輪 厚介
ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)感想
評価は5点中2.1点。最初の人物紹介がとにかく長くて笑った。所謂、バラバラの話がひとつの物語に終息する話で、ハラハラはしたけど、最後のオチも特になく、拍子外れ。長いだけで疲れた作品。
読了日:09月01日 著者:恩田 陸

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