磯淵猛『紅茶の教科書』読了。



見て読んで楽しい、詳しいけどわかりやすい、
良い本に出会えました。

コーヒー党の私は紅茶にまで詳しくなるつもりはありませんでした。
「茶」の世界って深そうだし。
缶やペットボトルのコーヒーは飲めないけど、ペットボトルの紅茶は全然美味しいから特にこだわりを持たなくていいかなとも思っていました。

コーヒーの勉強をしてこだわりのコーヒーを飲むようになった私ですが、19時以降はコーヒーが飲めないんです。眠れなくなっちゃう。
そこで、夜は紅茶を飲んでいるのですが、せっかくならちゃんと紅茶のことも知りたいなと思うようになりました。

紅茶にもカフェインは含まれています。
だから、紅茶でも眠れなくなるはずなのかもしれないけど、自分の思い込みをそのままにしておいて、夜は紅茶を楽しみたい。

ワインとコーヒーとチョコレート、似ていることに感動しましたが、紅茶も似通っているところがありました。

品種だと思っていたのが地名だったり、
知っているつもりで知らないことがたくさん。
オレンジペコーって品種だと思っていたけど、新芽の次の最初の葉っぱのことだったんですね。
お店で、全く知らずにオーダーしたりしていましたよ。
何にも知識が無いなりに、自分が好きなのはダージリンだと思っていたけど、ダージリンの水色は薄いということがわかって、好きな色味にするためにはキャンディをブレンドするといいのか、とか。
そもそも、紅茶の淹れ方がわかっていなかった。
良い茶葉を購入したので、ちゃんと淹れて、ポテンシャルを引き出さないともったいないですね。

フォートナム&メイソンのロイヤルブレンドを購入して飲んでみたのですが、今までの淹れ方だとポテンシャルを引き出していない。そしてアッサム主体だし、イギリスのロイヤルなんだから、ミルクが合いそうな感じ。
ブラックティーで楽しみたいなと思っているのが、マリアージュフレールのマルコポーロ。こちらはまだ飲んでいません、楽しみ。
そして、ダージリンのファーストフラッシュを注文しました、わくわく。

カフェに行くのが好きだけど、お家でゆっくりコーヒータイム、ティータイムも、とても良いです。
良い豆、茶葉を購入しても結局は外で飲むよりコスパいいですしね。