目覚めたのは、翌朝7時を過ぎてた。

手加減なしに愛されて、私は起き上がる事も出来ずに…。

 

「類、起きないと朝だよ。

会社に行かないと…間に合わないよ?」

 

「んっ、あんたはまだ寝てなよ。

今日は一日この部屋で休んでな。」

 

「そんな訳には、行かないでしょう?

…辞めるにしても会社には出向いてケジメを付けないと。」

 

「それは、解決済みって言ったでしょう?

…第一、つくしそんな顔して会社に行けるの?」

 

「えっ?そんな顔って…どんな顔してるって言うのよ?」

 

「男に一晩中愛されました。エロい顔して会社に行けば

蓮にまた嫌味言われちゃうよ?」

 

「うっ、エロいって・・それを類が言う?こんな風にしたのはあんたじゃ無いの?」

 

「くすっ、牧野つくしは藤崎ホールディングスを今日付けで

辞めて花沢物産に移動ってことにしてあるから。

行っても牧野つくしの席はもう無いよ?

因みに、4月1日付で花沢物産本社勤務だから

それまで有休休暇を消化したらいいよ。たっぷり残ってるんでしょう?」

 

「そりゃ・・確か残ってたと思うけど。

でもやっぱり会社に顔出さなくていいのかな?」

 

「嫌な思いをしたのに、行く必要は無いと思う

会社に残ってる荷物は処分して貰っていいよね?」

 

「うん、大した物は入れてないの。

休みの前の日に予備の服とかクリーニング出したから

靴とか傘とか…くらい。」

 

「ふーん、じゃあいいよね?」

 

「…本当に良いのかな?」

 

「つくしは、蓮と藤崎の会長の被害者なんだから

それくらい当たり前だよ。」

 

「被害者って・・私は別に何かされた訳じゃないよ?」

 

「‥相変わらずのお人好しだね?在りもしない俺の断れない縁談話で

傷ついた癖に・・。」

 

「…確かに・・傷ついたけどそれは解決したから・・。ぎゃあ、類もう8時過ぎてる

ベッドで寝てる場合じゃないよ。朝ご飯は?

何か食べる?珈琲は?」

 

「いいよ、朝は会社に行く車の中で食べるから。

シャワーして来る。」

 

「ああ・・そうなの。」

 

 

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