3月14日木曜日

 

この日、類は大阪に日帰り出張の予定が入り。

 

帰りは夕方の5時の新幹線だから東京駅には午後7時過ぎるらしい。

 

だから、そのまま私の部屋に行くから待っててと言われた。

 

花沢物産の隣に建つ私の勤める

藤崎ホールディングスの秘書課が私の勤務先である。

実はこの会社・・花沢の親戚筋の会社だと知ったのは

就職が決まって類に名前を教えた時だった。

 

会社の面接も殆どがリモートだったので

まさか、花沢物産の隣の会社という事も

花沢に親戚筋の会社だと言うのも全然知らなかったから驚いた。

 

 

「へえー藤崎ホールディングスの秘書課ねぇーー。

あんたと俺ってやっぱり縁があるんだね?」

 

「えっ?・・まさかこの会社何か花沢類に関係があるとか?

名前も全然違うし子会社でも無いよね‥それは調べたんだよ?」

 

「道明寺は受けないと分かってたけど・・あきらの処とか俺の処は

考えなかったんだ?」

 

「だって、道明寺に関係あるF4関係の会社は全て外して考えてたから・・・。」

 

「ふーん、そういう処あんたらしいよね?曲がりなりにも自分だけの力で

就職したかったんだね?そういう考え俺は嫌いじゃないけど。」

 

「あの・・それで藤崎ホールディングスって・・

花沢類とはどういう関係なの?」

 

「社長は俺の伯父さん・・つまり・・うちの母さんの兄さんがやってる。

会長は祖父。」

 

「えー。藤崎孝之助会長が類のお祖父様?

・・社長が‥伯父様?

あちゃーなんで花沢類教えてくれなかったのよ!!!」

 

「だって、あんた就職事情を仲間全員に隠して相談しなかったじゃん。」

 

「うっ・・それはそうだけど。」

 

「あきらや、総二郎に相談してたら教えてくれたのにね?」

 

「でも・・言わなきゃ分かんないわよね?花沢類や‥道明寺との事とか。」

 

「・・あんた、司の事でかなり有名だから司との恋愛事情は

知られてるかもね?でも就職はあんた自身の成績や

面接で決まったんだから気にしなくていいんじゃない?」

 

「そうなのかな?・・・うーん私がお祖父さんの会社で

働いても・・花沢類気にならない?」

 

「別にいいんじゃない?」

 

「そうか・・そうだよね?」

 

類にとっては私の事なんかただの友達だしね?

 

「会社が隣なら帰りも一緒に帰れるし?

お昼は偶には一緒に出来るじゃん。」

 

「えっ?そんなの無理だよ・・。怒られちゃうよ。

私なんかが花沢類の隣にいたら・・噂されちゃうよ?」

 

「いいじゃん、もう司との恋は終わったんでしょう俺と新しい恋しょうよ。」

 

「へえっ?今‥何とおっしゃいました???」

 

「牧野、俺と恋しょう。」

 

「・・・。」

 

「あれ?あんた俺の事嫌いだった?」

 

「嫌いじゃないよ・・嫌いな訳無いよ‥好きだよ。」

 

「じゃ決まりだね、今日から牧野は俺の彼女だね?」

 

 

 

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