「本日はお疲れ様でございました。

梅花のお茶会のお手伝いさせて頂いて私もお勉強させて頂きました

若宗匠ありがとうございます。」

 

「牧野、ご苦労様さん。

家元たちが今日は

この後、西門で食事会をするから残ってくれって言ってたぞ。」

 

「・・申し訳ありません、今日はご辞退させていただきます。」

 

「あゝ‥理由は類か?

お前、昨日もあきらの邸行ったんだってな?

類が怒ってるのか?」

 

「うん‥怒っては無いと思うんだけどさ・・。

ちゃんと昨日の事も今日の事も類には話して理解はしてくれてるから・・。

でも私が‥その‥類の事が・・・

ちょっとだけ心配で・・今日は顔だけでも見て帰ろうと思ってるの。」

 

「類の事だから‥お前に三連休なのに会えないからって

ご飯も食べないで部屋に閉じこもって寝ているとか

言うんじゃないだろうな?」

 

「うっ、西門さん鋭いね!実は昨日花沢のはな枝さんから電話貰ってね・・

類ったら・・子供みたいにハンガーストライキして全然食事しないらしいの。

鍵かけて自分の部屋から出て来ないって聞いて

今朝、花沢のお邸に寄ってお弁当を作って届けたんだけど・・

ちゃんと食べてくれたか・・心配でね。

一応、今は私が類の彼女だからさぁ・・ねぇ?」

 

「お前も苦労するなぁ?牧野お前・・類の彼女って言うより類の母ちゃんみたいだな?」

 

「母ちゃんって・・西門さんったら随分酷い事言うのね?」

 

「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・・

牧野、これ今日の茶会の菓子折り持って帰れよ。

残り物で悪いけどな。」

 

「わぁ、西門さん、ありがとう。

私、知ってるのよ?その菓子折り私の為に多めに用意してくれたんでしょう?

おばさまが教えて下さったの。気を使って貰ってありがとう。」

 

「お袋の奴‥口が軽すぎるんだよ。」

 

「では、御先に失礼します。」

 

「あゝ気を付けて帰れよ。」

 

「総二郎様、牧野様のお迎えに類様がお車でいらしてます。」

 

「「えっ?」」

 

「類が牧野の迎えに来てるのか?」

 

「嘘・・類が?」

 

「牧野、ここはいいから早く行け。

類に宜しくな?」

 

「はい、じゃ西門さんまたね?」

 

「おう!」

 

車寄せに花沢の白いベンツ

 

つくしが近寄るとドアが開いた。

 

「牧野、お疲れ様。」

 

後部座席から類の天使の様な笑顔。

 

つくしの今日の疲れが一気に無くなる。

 

「類、お迎えに来てくれてありがとう。」

 

類の大好きな向日葵のような笑顔のつくし。

 

 

 

 

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