優秀な花沢の調査員は、3人の男の事を直ぐに調べ類に報告をした。

 

阿木と呼ばれた男は神野阿木31歳

 

Aカンパニーという会社を経営。表向きは経営コンサルタント業らしいが
どうもきな臭い。実績のない名ばかりのペーパーカンパニーである。
夜な夜な六本木辺りに現われているらしい。

 

漣と呼ばれた男は井上漣26歳

 

六本木のチーマーだった男。前科があり少年院に入ってた過去がある。
今はスナックのママ麗美のヒモ状態らしい。
麗美は元々キャバクラ嬢であったが26歳で六本木にスナックを開店した。
噂では太筋の客が数名いるらしいが、その中の1人がどうやら店のオープン資金から
売り上げが足りない場合の資金迄を提供しているらしい。

 

その人物が不動産会社の社長 柳楽隆 65歳とはそれ以来愛人関係を続けている。
貰ったマンションは柳楽の所有である。
麗美は柳楽が訪れる際は漣を外に追いやる。宿泊する日はお金を余分にやり
帰って来るなと釘を刺している。
漣はその金で女と遊びホテルに泊まって過ごすのが当たり前になったいた。

 

柳楽も漣の存在には気付いてはいるが
既婚者である為に、麗美には強くは言えない。
娘よりも若い麗美に骨抜きにされた弱みである。


 

裕一と呼ばれた男は上田裕一 27歳

 

漣と同じチーマーだった、前科はあるが父親の力で少年院は免れている。
親は警視庁の上層部の人間である。
裕一は実家が都内の中目黒にあったが
親が所有する32階建ての高級タワーマンションの最上階に住んでいる。
ここは仲間の溜まり場になっている。
防音設備がしてあるために、騒いでも苦情が来ないのを良い事に
色々この部屋で悪さを働いているようだ。

 

裕一は漣に対して罪悪感があった。
漣が捕まった時に漣は仲間の名前を一切出さなかった。
それを良い事に裕一は事情を聞かれたが関わっていないと嘘を吐き
自分だけ助かり仲間を見捨てたのだ。
漣が少年院から出て来た時、生活費や住む場所は裕一が世話をした。
だがそれも1週間の間だけ、漣は女ったらしの特技を生かし
麗美のペットになり、そしていつの間にかヒモとして
麗美に生活全般を世話になるようになっていた。

 

漣は甘いマスクの上、女を喜ばす技を持っている。
ちょっと女に酒を飲ます時に薬を使い、後は気付いた時には
漣の思い通りに女は言う事を聞くように躾けられている。
麗美もそうだった。漣に盛られた薬が相当良かったのか
麗美は漣に夢中になり、薬を欲しがりお金を貢ぐようになった。

 

普通では手に入らない薬で特別の媚薬・・どんな女でも一度試したら
その薬なしでのセックスでは快感は得られなくなるのである。
一晩中でも行きっぱなしで何人もの男とやっても疲れない、翌日はすっかり薬は切れて
その上爽快な気分なのである。
魔法のような薬である。
そんな恐ろしい薬を漣は、少年院で知り合った人の特別なルートで手に入れていたのだ。

 

************************************:

 

麗美の部屋に戻って来た漣は自分の部屋のベッドにダイブした。

 

シャワーから出て来た麗美はバスローブ姿で漣の部屋に入って来た。

 

「漣、今戻ったの?」

 

「あゝ・・おっさんは?」

 

「もう、とっくに帰ったわよ。」

 

「そう・・ふああ~俺昨日あんまり寝てないから寝る。」

 

「あら、その前に薬を頂戴?」

 

「この間あげたじゃん?」

 

「いいじゃない?」

 

「3万円・・先払い。」

 

「分かってるわ。はい6万円あるわ。2回分宜しくね?」

 

「麗美さん・・使う回数増えてない?」

 

「だって、漣いいでしょう?」

 

「いいけど‥俺今日は相手出来ないからね?今は飲まないで。」

 

「あら、漣相手してくれないの?」

 

「俺今日は疲れてるんだ・・悪いね?
薬これあげるから部屋から出て行って?」

 

「酷いわね・・女とそんなに疲れるまでやって来たの?まさか新しい女が出来たんじゃないわよね?」

 

「もう煩いな・・寝かせてくれないなら俺が外に出て行くけど?」

 

「ごめん、いいわ。薬だけ貰って行くわ。漣、でもここを出て行くのだけは止めてね?」

 

煩わしい、最近麗美の顔を見るのも飽きて来た。
麗美はあの薬を覚えてから、セックスの快楽に貪欲になった。
俺が薬の味を覚えさせたんだから俺のせいだけど・・。

 

30歳を過ぎてる麗美は最近、結婚を口に出す様になって来た。
今のうちに子供だけ欲しいなんて言うけど、
あんな薬飲んでてロクな子供が産まれて来るはずが無いのだから子供は諦めればいいのに。
女って本当に面倒くさい。
どうせ産んでも育てられなくて捨てるのがおちだろう?
それに腹にガキ孕んでどうやって、金を稼ぐんだ?店だって出られねぇし・・。
自分のガキならあのおっさんが、金を出すとでも言ったのか?
それに誰が赤ん坊の面倒見るんだ?
麗美にそんな事が出来るとは思えねぇし・・大体あの女に母性なんてあるのか?

 

そんな面倒に俺を巻き込むなっつーんだよ。

 

赤ん坊の父親?その責任取って結婚?あゝそれだけは勘弁して欲しい。
俺にだって理想のタイプがあるんだ。一生一緒にいる相手なら
あの女がいい。
あゝあの牧野つくしって女を抱きたいな・・。
華奢な身体を思い切り身動きできないように押さえつけて
あの黒髪を鷲掴みにして、後ろから俺の肉棒で何度も密壺をこすりあげて・・。
あんあん・・って甘い声で啼かしたい。
あの女どんな声で啼くのだろうか?
あまり男経験もなさそうだし・・もしも処女なら俺2~3日はあの女を手放せないないな。
あの媚薬を使い痛く無いように何度も快感を身体に刻み込んで・・・ああ堪らないな・・。
あの女の事考えただけで俺のがこんなに大きく固くなって来た。

 

麗美の誘いを断らなきゃ良かったかな?後ろからやれば・・顔を見ずに密穴に突っ込めたのに・・・。
だけどそのあとの事を考えたら虫唾が走る。
何度も麗美が自分を求めてくるのは分かっている。それだけは願い下げだ。

 

スマホを取り出した漣は、隠し撮りしたつくしの写真を画面に映し出す。

 

笑顔で阿木の為に誕生日の歌を大口開けた歌っているつくし。
漣はその写真のつくしにキスをする。
つくしの写真を見ながら漣は自分の固くなったものを取り出してしごき始めた。

 

「あっあああっ・・はぁはぁ・・つくし・・おまえを俺のものに絶対いしてみせる・・うっ・・」

 

 


にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

にほんブログ村のランキングに参加中です。

 

良かったら応援宜しくです。

 

にほんブログ村の字をポッチしてください。