先月、
雑穀×ヴィーガン温活料理教室
リリアル の
「早春の雑草料理教室」に参加しました。
なんと、この日の雑草料理、
フランス料理でした!
前回の雑草料理クラスで、
先生が「今度はフレンチもやってみようかな」と言ってらして、
もう実現してくださいました!
ここにしかありません。
雑草フレンチ
大大感動でしたよ!!
🌿🌿
まずは、雑草の採取から。
植物が芽を出し始める早春。
雑草たちも、新芽の状態で、
カラスノエンドウです。
柔らかで瑞々しく、
ほんとに、おいしそうです。
ホトケノザです。
雑草は、日なた・日陰、どちらのものを採ったらいいと思いますか?
日なたで、グングンと生長しているものより、
日陰に生えているものの方が、
味が良いそうです。
ただ、全てのケースがそうとは限らないようで、それもまた、面白いです。
こちら、ベニバナユウゲショウ。
ピンク色の花が咲きます。
教室のお庭の、オニタビラコ。
オニノゲシも、採りました。
成長したオニノゲシは、
針みたいなトゲだらけで、
かなりトガッた姿。
食べるのには、下処理に苦労します。
でも今の時期なら、固いトゲはありません♪
🌿🌿
収穫したものは下処理をして、
いよいよ料理開始です。
料理は、雅仁先生が、その場で創作されます。
ライブ感と、ピタリと味が決まっていく様に、みんなでドキドキ。
特別な時間です。
雑草フレンチの完成です!
おいしくておいしくて!✨
しかも、ほかのどこのものより、力のあるフランス料理。
何しろ、
大地のエネルギーがいっぱい。
雑草を活かす技も、
いっぱい詰まっています。
本当の豊かな食卓という気がしました。
ここだけで食べてるのは、
もったいない!
食べたらきっと、概念、雑草への思い込みがひっくり返されますっ
一般的には不味いと言われる雑草でさえ、
その特質に沿った料理のしかたによって、
おいしく存在させられています。
湯がいてもなお残る、
えぐ味や苦味。
でもそれがまた旨味となります。
野菜と違って、素材自体に
「おいしくない」
「クセやアクがもっと強い」
という面があるからこそ、
「料理とは」について、
感じることがまた多いです。
それから、
今回も食材に、雑穀や乾物や缶詰も利用されていて、
食糧難が意識されたものとなっていました。
では、お料理をご紹介します
ホトケノザ
〜ホトケノザソース和え〜
生のホトケノザを、先生が味見なさった時、何ともいえない表情をされていたので、
余程まずいのかなと思いました。
が、なんと、
た〜っぷりとかけたいソースに
仕上げられていました!
ナイフとフォークでいただく、
車麩のフリッター。
お、おいしいっ!
何なに!?この味と食感は♡
ソースと合わさると、高級感を
感じました✨
カラスノエンドウ
カラスノエンドゥシチュー
普通に、おいしい野菜シチューとして飲めちゃう馴染み感。
でも、この雑草の風味があるからこそ、もっと大好きになる♪
そんなシチューです。
美味です、とっても!✨
オニタビラコ
タビラコ豆煮込み
「コクがあって、食べやすいトマト味がいいわぁ」と食べてたら、
急に、ふ~っとフランスに連れて行かれた!わぁ!たまりません♡
マジックかと思う、素敵な味わい深さです。
オニノゲシ
小判焼・
オニノゲシスピリチュアルソース
雑穀の小判焼き。青のりが入っているのも面白いです。
とても好き♪
小判焼きとソース、抜群に合っていました。
ソースの赤ワインの風味が、
「わ、フレンチ〜♪」なんです。
飲み干さずにいられないおいしさでした。
ベニバナユウゲショウ
なんと、雑草でスイーツ。
しっかりとした甘みの中に、
煮りんご、煮汁、ソースのハーモニクス♪
食後のお話の時間は、
服のコーディネートの話題から、「美しさ」についてのお話がどんどん深まって、
何だかもう震えました!
自然は先生。
美を学ぶなら、自然界から。
小さな一つの花にも、
一切の手抜きなく、神様は、
「美しさとはこういうもの」を
詰め込んでいる
というお話には、
目の前がうるんでしまいました。
雑草を探したり食べたりするようになったから、より心に響くのでしょうか。
これからの雑草探しは、今までとは違ったものになりそうです。
食べられる?おいしそう?エネルギーをいただこう…だけでなく、
絶妙な色・その組み合わせ、
そこにあるものに一切無駄無し、そんな自然界の美を感じとりたいです。
この広い自然界のあらゆる美。
自分には、いったいどれだけ見られるのだろう。
到底見きれないけれど、
でも今も囲まれてる、
と考えると、
また、目がうるんでしまいます。