エッグハント | 四十路主婦のイギリス日記

四十路主婦のイギリス日記

気づけば渡英9年目。キラキラ駐妻ライフとは縁遠い四十路子持ちのイギリス生活です。

イースターホリデーの子供向けイベントといえば

 

エッグハント。

 

事前に大人がガーデンや公園などにプラスチックのたまごのおもちゃを隠しておき、子供が探す。6個なり5個なり決められた個数を集めるとチョコレートと交換してもらえる、というのが大まかなルール。

 

うちの子供の学校でも毎年近くの公園の一角を借りて行われ、運営はボランティアの親たちが担当。準備のためのドネーションが募られ、更に当日の参加費(といっても1ポンドとかの少額)も学校への寄付となる、いわば寄付金集めを兼ねたイベントである。

 

今年は雨が降ったり止んだりの日に山の中にある一角で行われたため、服はびしょ濡れ靴は泥まみれ。ぬかるんだ土に滑って転び服も泥だらけになる子供が多発。ギャン泣きして帰る子もいるなどなかなかカオスなイベントだった。

 

そして我が家は今年、某ホテル主催のエッグハントにも参加。

 

ハンティング開始の合図が出るや前のめりに人を押し除け掻き分け進むのは子供ではなく、親。

「5個見つけたら係員まで持ってきてね」のルールも無視して10個も20個も拾い、オモチャのたまごの中に入っている小さなチョコレートを抜き出す輩や、植木の上にヨチヨチ歩きの我が子を乗せ、草木を踏み倒して卵を拾わせる両親がいたりと、なかなか海外らしいおおらかな雰囲気だった…。

午前中の気温は10度前後とまだまだ寒いのに半袖の人、授乳しながらたまごを探す母親、、

 

などなど、イベントそのものはもちろん、親たちを見ているのもなかなか面白かった。

 

イースターのエッグハント、ハロウィンの仮装みたいに日本にもそのうち輸入されるんだろうな…。