香港は冬らしい寒さを纏い、2020年が走り去ろうとしています。
皆様にとって2020年とはどんな年だったでしょうか?
大部分の方にもそうなんでしょうが、我が家にとっては正に、「病」の一年でした。
病に始まり、病に終わる、そんな1年。
2020年の始まりは、1月半ばの下の子の「インフルエンザ」に始まりました。
インフルで学校を休んでいる間に学級閉鎖になり、旧正月に入り、そのままコロナで学校閉鎖・・・
そして最後、りっぱに病で締めくくってくれました。
そう、ここ数日、病に侵されていました。子供たちが。二人同時に高熱を出し、二人して同じような症状をたどり、3日経ってやっと解熱した大晦日。
うちの子たちは中学生と高校生。
もう、風邪を引いたって言っても小さい子のように手がかからず、脱水に気を付けていたらいいぐらいだったんですが、今回の風邪は40度を超える高熱に下から上から大変なことになり、食べられない、起き上がれない、水分も少ししか取れない、という三重苦。
で、夜中でも水分を飲ませ、異常がないか見て、私の睡眠時間・・・!
で。最初、香港で今、発熱したらどのように病院に行けばいいのか?
知らなかったので、発熱した日にアドベンティスト病院に電話をしました。
子供が発熱して内科にかかりたいんですが。
「先生のご希望は?時間は?」
Dr〇〇で、9時半ごろには行けるので、早い時間にお願いしたいんですが。
「分かりました。でも待たないで診察できるのは11時以降になると思います」
ほう。熱があるって言っているのに診察の予約ができました。でも待って!入り口で熱がないかどうかとか問診?と体温チェックがあるよね?建物の中に入れるの?
「いいえ、左側のテント(建物?)に来てください」
えっと・・・・・何で行けばいいですか?
「タクシーで来てください」
タ、タクシーで行っていいんだ・・・
そして、どうやら病院本体には入れないようです。まぁ、このご時世、そうだよね・・・・
診察はうちの人が連れて行ってくれたので詳細は分かりませんが、どうやら外スペースに診察できるところが設けられていて、診察してくれるようです。子供たちはこれが辛かった、と。
で、診察後にコロナ検査をすることに。インフルは「予防接種を受けているから平気だ」と。いやいやいや。うちの子たち、インフルの予防接種を受けた年に限ってインフルにかかってきているんですよ!ってことでインフルの検査もしてもらいました。
コロナの検査は、上の子はコレで3回目。
1回目は香港政府主催の全員検査(結局検査数は少なかったけど)。
2回目はうちの人の手術の時。
今かかりつけ病院では手術の際には面会できるのは2人まで。本人含め面会者もコロナの検査を義務付けています。我が家は手術を受けるうちの人と、絶対に面会する私と、英語が私よりできる上の子。授業があって病院に行く可能性は低いが、万が一の時に通訳通さずに話せる人を、という人選。
前駐在時代に、高校生の子供がいるお母さんが言っていましたよ。「なんかわかんない英語は、(インターに通っている)子供が通訳してくれるから、楽よー!」って。ええ。ええ。今そうなって思います!生きる翻訳機!(少しは努力しろって!」って思いますよねー!ハイ。自分でも思っています・・・)
で、今回の発熱で3回目。
1回目は鼻と喉を綿棒でぐりぐりする、検査。
2回目と3回目は唾液で検査する簡易検査。ただ違うのは2回目は証明書を発行してもらえるもの。3回目にやったのは、証明書無しのもの。何が違うのかっていうと、検査の結果を出す時間が違う。証明書が無いほうが、早いらしい。で、証明書無しにしてもらいました。
検査を受けた当日。
1回目、2回目はSNSで検査結果はSNSでやってきた(陽性者は直接連絡)。香港の検査は政府主催だろうが病院主催だろうが、そんな制度なんだな、って思っていたんです。
なので今回、検査を受けた日の夕方、病院からの電話(取れなかったので留守電)が、「検査結果を伝えたいので折り返し電話してください」とのこと。
え?
どういうこと???
ま、まさか・・・!
急いで電話したら、
「コロナもインフルも陰性でした」
はー!良かった!!!驚かすなよー!!!!
まぁ、それから高熱に苦しむに苦しむ3日間が待っているんですが、とりあえずコロナじゃなくて良かった、出来ればインフルであってほしかった、と思った年末でした。
今は、病後という感じで軽いものを食べて、ゆったりしてます。元気はあまりないですが・・・
香港に来てから、我が家は「病気」と「その他」でなかなか思い通りの生活ができていないので来年は「健やか」な1年になるといいな、と切に願います。
また、つたないブログですが続けようと思いますので、皆様よろしくお願いします。
そして、皆様に、そして我が家にも、良い年が訪れますように。