去年、私もうちの人もApple Watchを買いました。
買うときは「高いしiPhoneあるし、いらないんじゃない?」って思っていましたが、便利です。運動するときとか。万歩計代わりになるし。
私はその程度でしか使っていなかったんですが、うちの人はガッツリ使っています。オクトパスもApple Watchに入れたり、健康チェックや睡眠データをとったりして、逐一それをチェックしたりしています。なので彼がそれを腕から外すのは、シャワーの時と充電するときぐらい。いつも常に腕にくっついています。
最近までは「四六時中、寝ているときも時計を付けているなんて」と思っていたのですが、それが功を奏することになるとは。
在宅勤務のある日。
彼は午前中に何か胸に違和感があったらしく、Apple Watchの心電図機能を使たら、アラームが。しばらく横になっていたんですが、仕事も急ぎのものが無いから病院に行ってくる、と行って、そのまま入院になりました。
その時の入院は1泊でだったんですが、薬が処方され、一生飲み続けるか、手術をするか。という2択に。
今までだったら「手術なんて怖いから薬でいいんじゃない?」と思っていたでしょうが、このコロナ禍で、物流が止まる可能性がある世界を体験すると、もし薬が入ってこなくなったら?どうなるの?という不安が。
で、手術をすることにしました。
手術が決まってから1週間ほど。
手術といってもカテーテルでできる手術だったので、死ぬような手術じゃないとは言われていました。
大丈夫大丈夫。何もないから大丈夫。
と思って普通に過ごしてきたはずですが、やっぱり心配だったんでしょうね、私。
手術が成功したらどっと疲れが出てしまいました。考えないようにはしていたんですが、何かあったらどうしよう、とは頭の片隅にはあったので、かなり緊張していたんだなー。
さて、うちの人は、というと、今は普通通りの生活に戻っています。
まだ退院してきてそんなに日がたっていないので、ゆったり過ごしていますが、痛みもなく、手術は成功したんだ、と確信しています。
入院から帰ってきてApple Watchの心電図データを見直してみたら、アラームに気が付いた日の、午前3時ぐらいから何回もアラームが出ていて、頻繁に心臓に異変があったんだということが分かりました。Apple Watchを買って本当に良かった!!、もし無かったら、なんか変?で終わって病院に行かず、最悪死を迎えていたかもしれない。
このことがあって以来、私もなるべく腕に巻き付けています。
もう、この際もうちょっと高くてもいいから、心臓発作の兆候とか、血圧、血糖値とかも定期的に計測してくれるよう改良してほしい。医療器具としての機能を満載にしてくれないかな。
退院の日。
病院からクリスマスプレゼントをもらいました。
ペニンシュラのチョコレート。
家に持って帰ったら、子供たちにすぐ食べられちゃいました。
箱がかわいい。