先日行ったフラワーマーケットで佛手柑(ブッシュカン)を見かけました。
こうやって木になっているのをはじめてみました!
赤い紐は落ちないように支えているのかな?
面白い果物?ですよねー。
実はアロマテラピストでもあるディシャン。香港では道具を持って来ていないので教えたりはしていませんが10年以上アロマの世界に身を置いています。本当はマッサージをするセラピストになりたかったんですが、腰がね。悪くてね。一日一人、30分も施術できるかどうかなので仕事にするのは諦めました。資格取得も、ホント先生と友人たちに助けられて何とか取得できた、という感じ。あの体勢がね。きついんですよ。
この佛手柑。
中国アロマテラピーの中では「ベルガモット」と呼ばれています。
でもベルガモットではありません。
何で違うの?
ベルガモットの学名は「Citrus bergamia」
佛手柑の学名は「Citrus medica var. sarcodactylus」
成分的に見ても、主成分が若干違いますね。
佛手柑にはベルガモットの主成分のリモネンは含有量が多いですが、酢酸リナリルやリナロールは入っていないのかな(ネット調べ)。ということは効能もだいぶ違ってきますね。
ね?違うでしょ?
近種ではあるんでしょうが、まったくの別物です。
加えて世界で流通しているベルガモットの精油の90%ほどがイタリア産なんですよ。すごいですよねー。ほか、モロッコ、チュニジアなどが産地です。
ベルガモットの精油で一番気を付けなければならないのは光毒性です。日光に当たるとシミになったりする場合があるので、日光は厳禁。ベルガモットはお肌の張りによい効果があるとされているので、もし日中も使いたい場合はベルガプテンなど光毒性の成分、フロクマリン類を取り除いたベルガモットFCF(FCF=フロクマリン類フリー)を使用したほうが安全です。
ベルガモット、子供達が小さいころに結構お世話になりました。
何に使っていたの?
遊びすぎて興奮しちゃってなかなか寝てくれない!今日は眠りが浅くて何度も起きちゃうわ!!なんてときに、ラベンダー、クラリセージとブレンドして1滴枕元に垂らしてあげるだけで(私はそれ専用のハンカチに1滴たらして子供の頭の横に置いていました)、その鎮静効果でスーっと深い眠りについてくれるんですよ。ホント、早いです。そしてぐっすり眠ってくれますよ。
間違っても原液は肌にはつけないでくださいね。
今日はちょっとアロマテラピストみたいなことを書いてみました。