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ひとやすみ ひとやすみ

名無しの権兵衛




名前のわからない人は「権兵衛」だった。意味は「名無し」だけ。これも人名めかして言う言語遊びの一つ。江戸時代は姓のないのが普通だったので、「田無(たなし・東京にある地名)の権兵衛」のような言い方がされた。名無しの権兵衛は今の感覚以上にもっともらしく聞こえたに違いない。



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知らぬ顔の半兵衛




知らないふりをすることを「知らぬ顔の半兵衛を決めこむ」などと言う。半兵衛は豊臣秀吉の参謀として活躍した武将、竹中半兵衛のこと。浄瑠璃の『木下陰狭合戦』に登場する半兵衛(芝居のなかでは管兵衛)が、知略すぐれ、相手の計略を知って知らぬ顔をする計略で相手を倒したことからこの言葉が生まれた。



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てんやわんや



大騒ぎで混乱が起きているさま。「てんやわんやの大騒ぎ」などと言う。語源も 「てんでに」と「わや」が組み合わさったものらしい。獅子文六の同名の小説が大ヒットして、この言葉が一般語に。獅子てんや・わんやという漫才まで現れた。似た響きの言葉にてんてこ舞いがある。非常に忙しく仕事に追われている様子を指す言葉だが、「てんてこ」は太鼓の音を表現したもの。「てんてこ舞い」は「里神楽の音に合わせて舞う」から来ている。「注文が殺到しててんてこ舞い」など。