第2回五行歌あそびに、ご応募いただいた作品を発表させていただきます。
参加いただきましたみなさま、ありがとうございます。
(作者名は、投票発表の際に発表します)
2回目にして、多くの方に参加いただき、嬉しく思っています。
参加いただいたみなさまへ
1月13日(月)までに、以下10作品の中から、
自分の作品以外でいいと思う3作品を選び、
番号をこちら へ投票してください。
アメブロの方は、アメブロメッセージからも可能です。
投票の際、可能であれば、選んだ作品に感想いただけると
嬉しいです(番号のみでも可能です)
投票の結果は集計のうえ、
大賞を決めさせていただきますが、
公平にしたいため、投票にご協力いただいた方の中から、
大賞を決めさせていただきます。
よろしくお願いします。
①
小さな波を両手ですくう
指先から溢れる光の粒が
あなたの素顔を照らしだす
なぜだか私・・・嬉しくなる
ありふれた冬の一日
②
輝きは儚く
それぞれの原因があって隠れてしまう
時と影 光と過ち
けれど決して消えることはないでしょう
地の塩であろうとするなら
③
悲しみの涙は海に還り波の音は招き入れる呼び声のよう
死の淵に佇むその時、光が淡く輝き、世界を照らし出す
世界がー輝き始めたー太陽が昇りーそして道を描く
嗚咽が零れ、それすら海に還り、光を求めずにはいられない
絶望に涙しようともー世界はあなたを見捨てはしないだろう
④
あまたある波の中
違う波はないかと目を凝らし
他人(ひと)とは違う何かを
自らの中に見つけたい
あまたある光のひとつだとしても
⑤
海面にゆれる
光を
じっとみつめている時と
おんなじ気持ち
波がかき消す
二人の足跡
二人の笑い声
急に真剣になった
あの日
⑦
煌く光に私はただ
懐かしく思う心を揺らし
それはさざなむように
幾たびの思い出を
胸に走らせる
⑧
追憶の色は変わる
金波銀波を映しこむ水面は
闇から暁への境を知らせる
心の何処かで分かっていた
立ち去る背に悲哀はなかった
⑨
君を待つ間
心が少し寂しくて
光のせいにして
波音にまぎれて
少し泣いてしまった
⑩