NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」が岩手県の釜石を訪れていました。
その中で、仮設住宅を訪ねて出会った85歳!の女性に8年前の震災の話を聞いていました。
ハキハキとした口調で、85歳には見えない、見た目も若々しい!方でした。
「仏壇に供えていたお菓子2袋と携帯を持って、高台のお寺に逃げたの…ハハハハハハ」
「逃げる途中で、津波がきたけれど、なんとかギリギリ逃げ切れた…アハハハハハハ」
高台のお寺で、逃げて来た人たちと、持ってきたお菓子を分けて食べたとか、弟さん夫婦は車で逃げる途中で津波に流されたとか、85歳で自分の家を建てると言う決意を話された時も、一つ話される度に明るくハッキリと声をだして、
「アハハハハハハ」「ハハハハハハ」
「イヒヒヒヒヒ」
と笑っていました。
話しきれないご苦労があったのは、簡単に想像がつきます。
強く生きていくために意識して、笑うようにされたのだとか、、、
なんて力強く、未来に向かって歩まれているのでしょう!
私には、その笑って話される様子が全てを笑い飛ばしているようにみえたので、、、
人生のギリギリの際を笑い飛ばす豪快で、力強いお姿を思うと、ちまちまといろいろな制約を気にして書いていた昨日までとは違う気持ちになっていました。
なんだか気持ちだけでも、ステップアップした気分です。85歳の女性に感謝です。ありがとうございます。🙇♀️
中心がずれていたり、いろいろありますが、ただただ力強く余裕のある字にしたいそれだけです。
「笑い飛ばす」には、笑って飛ばす、笑いで飛ばすという意味があるのだと思います。
くよくよ思い悩むことや 悲しみを遠くに飛ばしてしまう力があるのかも、、、。
楽しくなくても笑ったり、笑った表情を作ると
ここの筋肉が動いているから、と、脳は勘違いして、あ、そうか、今は楽しいから笑ってるんだな、と楽しい気持ちを後づけするそうです。
特に声を出して笑うと、自分の耳からも笑っている音が入るので、よりその力が強くなるのだとか。
そうなると、下ばかり見ていても、少し顔を上げて前を向くことができるかも、、、。
「笑う門には福来たる」と昔から言われているように笑いは福を連れてくる。
笑って楽しそうにしていると、何が楽しいの?と人が寄ってきます。人が寄ってくれば、自然と福を持った人も来るということなんでしょう、、。
いろいろなことを全部受け止めて、声高らかに笑い飛ばす、なかなかあの女性のような境地には、なれないでしょうが、笑い飛ばす真似はできるのではないかーーと思った出来事でした。
あれから8年たちます。
もとの町には戻れない所や新しい建物が建った所などいろいろです。
まもなく3月11日がきます。
笑い飛ばして、前を向く。