Fルノー2.0ALPS イモララウンドレビュー | UKYOのブログ

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レーシングドライバー笹原右京と、ときどきその家族が綴ります。

過日行われました、フォーミュラ・ルノー2.0 ALPS 第7 大会イモラ戦につきまして、
『アメブロに記事書いてないでしょ!』と数名の方にご指摘を受けました。
すみませんでした!


2013 フォーミュラ・ルノー2.0 ALPS 第7 大会(最終大会)レビュー
--笹原右京、自己最高位目前で2 レースともリタイア--
■大会概要
開催地:イタリア(イモラ:5.245km)
開催日:2013 年10 月4 日(⾦)~6 日(日)
■ムジェロ・レビュー
10 月5 日(天気:曇り/路⾯:セミウェット) 予選10 番手
10 月5 日(天気:雨/路⾯:ウェット) レース1 決勝 リタイア
10 月6 日(天気:曇り/路⾯:セミウェット) レース2 決勝 リタイア

10 月4 日(⾦)のイタリア・イモラで、フォーミュラ・ルノーALPS 第7 戦(最終大会)の練習⾛⾏(60 分間×3 回)が実施されました。練習⾛⾏1回目はセミウェット路⾯での⾛⾏となり、転がし用のタイヤでチェック⾛⾏を⾏った笹原右京は29 台中24 番手、ドライ路⾯に回復した同2 回目はトップと1000 分の3 秒差の28 台中2番手に就けました。同3 回目はデータ収集のためセッション序盤に新品タイヤを投入したこともあり、セッション終盤に新品タイヤを投入して自己ベストを更新したライバルに逆転を許して29 台中8番手。しかし、練習⾛⾏の総合成績では29 台中7 番手でした。

10 月5 日(土)午前10 時15 分からの予選は再びセミウェット路⾯での⾛⾏で、笹原は14 人が出場するグループA に割り当てられました。滑りやすい路⾯を積極果敢に攻めた笹原は常にモニター上でトップ6 に名を連ねながらセッションを戦い、最後にはトップとのタイム差を約0.7 秒まで縮めてグループA の5 番手に食い込みました。
同日午後4 時35 分からの決勝レース1(25 分間+1 周)、笹原は10 番グリッドからのスタートでした。この日は雨のためセーフティカー(SC)先導によるローリングスタートとなり、3 周目にSC がコースを外れて実質的な競技が始まると、笹原は第1 コーナーのタンブレロで2 台を抜いて8 番手へ、続くビルヌーブでも2 台を抜いて6番手へ浮上。しかし、その先のトサでライバルに横からコース外へ押し出されて8 番手へ後退しました。5 周目の第1 コーナーでは360℃スピンを喫して10 番手へ退くも、すぐに1 台を抜いて9 番手で6 周目に突入、6 周終了時点では8 番手へ進出しました。上位陣に匹敵するラップタイムを刻む笹原の快進撃は続き、7 番手で10 周目に突入。しかし、6 番手の選手を追っているときにウォータースクリーンで視界を失い最終コーナーでスピンを喫してコースアウト、残念ながらリタイアとなりました。

10 月6 日(日)の決勝レース2、笹原は10 番グリッドから滑りやすい路⾯をものともせず果敢にアタックし、1 台を抜いて1 周目終了時点では9 番手に浮上しました。直後に事故処理を目的とするSC が導入され、4 周目から競技再開となりました。笹原は前方の混乱に巻き込まれることなく、自己最高位となる6 番手まで着実に順位を上げていましたが、5 番手浮上を狙ったところでライバルと接触、フロントウイングとリアウイングを破損し、その後は手負いのマシンで苦戦を強いられました。そして最終的にはマシンをコントロールしきれずスピン、ピットまでなんとか戻ったもののリタイアを決断しました。

■笹原右京のコメント
「決勝レース1 は雨のために僕が得意としているスタンディングスタートではなく、セーフティカー(SC)先導のローリングスタートで自分の持ち味を生かしにくいと思っていました。ところが1 周目の半分も⾏かないうちに4台を抜き、さあこれからだと思いました。しかし直後、ライバルに横からぶつけられて順位を落としたり、自分のミスでスピンして順位を落としたり。その度に追い上げて順位を挽回し、10 周終了時点では7 番手でした。ところが11 周目の最終コーナーで再びスピンして、コースアウトしてグラベルベットに捕まってしまい、残念ながらリタイアとなりました。クルマも僕自⾝も調⼦が良く、ペースはものすごく速かっただけに結果は残念です」
「決勝レース2 ではスタートからドライのラインが1 本しかなく、リスクは高かったのですがその中でも果敢に挑戦して、ひとつポジションを上げたところでSC 導入となりました。さらにSC 退去後、リスタート直後も含めて6番手までポジションを上げました。その後、ホームストレートで5 番手の選手を抜きにいったところ幅寄せされて接触し、右フロントウイングを失いました。加速していたのでさらにインへ入りましたが再び寄せられて、時速200km オーバーで縁石に乗ってマシンがジャンプしました。飛んだ右フロントウイングがリアウイングを破損させ、マシンの状態は良くありませんでした。そこからは6 番手のポジションを維持するために、前よりも後ろを⾒ながらのレースでした。残り3 周ぐらいで、トサコーナー手前のシケインでコントロールしきれず濡れた芝生に乗りスピン、そのままピットインしリタイアとなりました」

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