<取材・執筆・作画年月:2021年7月>

 

 

樋口一葉旧居跡を訪ねました。

 

当時の家はなく、跡地に一般の人が居住中のため下記案内板は撤去されているので、一見どこが一葉の家だったのか分かりません。

 

一葉も使っていた井戸は残っています。

CANSON XL MIX-MEDIA A4 / ペン画・透明水彩

 

 

 

 

調べたところ、最初は井戸の右側の住居だったようです。*この案合図(正面の階段を登った上にある道路に設置)は現在は撤去されています

 

 

ただし、井戸の横にかつて設置されていた案内板を読むと、一年半後には反対側(井戸の右側)の住居に引越したとあります。

*この案合板も現在は撤去されているのか見当たりませんでした

 

 

左の住宅を見ると古い木造の家に ICHIYOU HOUSE の表示が。

 

 

ということは、最初の家は奥の木造の家屋なのでしょうか?

 

 

それとも、案内図の位置的には白いモルタル塗りの家かも?

 

 

でも冷静に考えると、住んでいたのは明治時代。

それから大正の関東大震災、昭和の東京大空襲をかいくぐって、その家が現在も人が住んで生活できる家のままで残っているはずがありませんね。

多分、今ある家は昭和初期に建てられた家であって、どの家が住んでいた家かと探すのはナンセンスで、住んでいた場所がこの辺だったという風にざっくり考えた方が無理がありませんね。

 

 

近くには 一葉ゆかりの伊勢屋質店

 

 

 

先程の樋口一葉の旧居跡の階段を登ると鐙(あぶみ)坂があり、そこに金田一京助・春彦旧居跡があります。

 

 

 

 

 

旅館 鳳名館

 

 

別館

 

訪日外国人旅行客や東大受験生が宿泊するのでしょうか?

普通の日本人旅行客は少ないでしょうね?

 

 

この後、東京大学へ向かいます。

 

 

 

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