<取材・執筆・作画年月:2021年7月>
六区に戻ってきました
六区というのは、明治時代、浅草地区が
1区:観音堂、2区:仲見世、3区:伝法院、4区:木馬館一帯、5区:花やしき一帯、6区:興行街
に区分けされていた時のなごりです。
ロック座(ストリップ劇場)
東洋館
正式には 浅草フランス座演芸場東洋館です。
と聞いてピント来た人も多いと思いますが、元々はフランス座というストリップ劇場で、古くは渥美清、萩本欽一、坂上二郎、他が、無名の頃 踊り子さん達の交代時の繋ぎに出ていた劇場です。
そして、ビートたけし(当時の芸名:北千太)はエレベーター・ボーイもやっていたとのことです。
現在は、落語・浪曲・講談以外の「いろもの(漫才等・漫談等」専門館です。
同じビル内の「浅草演芸ホール」
都内にある寄席では最大の観客席数があるそうです。
こちらは、落語をメインにいろものも上演しています。
ちょっと足を延ばしてかっぱ橋道具街へ。
ちなみに、「かっぱ」は「合羽」で「河童」ではありません。でも、シンボルマークは河童になってます。紛らわしいですね。
調理器具だけではなく、お店用の提灯・看板とか座布団、最近人気の食品サンプル等々 何でも揃うということです。
街のシンボル、ニイミ洋食器店。
CANSON XL MIX-MEDIA A4 / ペン画・透明水彩
巨大なコックさんのオブジェは創業者がモデルとか。
浅草駅まで戻ってきました。
地下鉄の入口も浅草寺風に作ってあります。
すぐ横には隅田川。
黄色いビルはアサヒビール本社です。
このモニュメントのせいで「う〇〇ビル」というあだ名で呼ばれています。
松本零士氏がデザインした「ヒミコ」号
乗船経験のない私的には窓枠が多く視界がけっこう遮られるような気がしますが、、、どうでしょう?
新仲見世にあるブロマイド専門店のマルベル堂。
ブロマイドといっても今の若い人は知らないでしょうね。
昔は人気歌手・俳優・野球選手の8.9×14㎝サイズのポートレート写真が飛ぶように売れていた時代があったのです。
浅草散歩はこれにて終了です。
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