有り難いお客さん | 幸せの大挑戦

有り難いお客さん

今日は、昼ご飯にお寿司屋さんに行ってきました。
ファーストフード的な感じのお寿司屋さんだったので、
すぐ食べれると思ってたんですが、なかなか出てこない。
20分から30分でやっとこさ出て参りました。


オープンしたばかりなんで、しかたないと思い、
お会計を。
そしたら自分の前にいたオヤジサンが、
突然、
『ふざけんじゃないよ、100円のおつりは、
 100円玉で返すのが当たり前だろ!!』
と、怒りだしたんです。
何事かと思ったら、どうやら従業員の方が、
400円のおつりを、全部50円玉で返してたんです。
しかも何も言わずに・・・
 そのオヤジさんは、リーダー的な従業員の方に、
ちゃんと従業員教育しろよと、言ってくれてました。
でも、その従業員の方たちの態度は、見ていられる様な
態度ではありませんでした。
最後そのオヤジさんに、ありがとうございましたも、
言う事なく、僕のお会計になりました。


なんか同じ飲食業として、寂しかったです。
あんな風に言われるのは、そりゃー嫌かもしれないけど、
あんなしっかり、ダメな事を言ってくれるお客さんて、
なかなかいないんです。
お店を良くしたい、いいお店にしたい、その気持ちがあれば
ダメな事を、しっかり叱ってくれる人は、有り難い存在なんです。
本当は。


 何よりも、お金を払ってまで、
嫌な気持ちにさせられたオヤジさんの心を思うと、
なんか寂しかったです。


 そのモヤモヤした気持ちで、喜怒愛楽に付きました。
みんなステキな表情でした。
働くスタツフも、来てくれてるお客さんも。


 ご飯は人を、幸せにする力があります。
これは絶対です。会話からでは見せてはもらえない、
ステキな表情をたくさん見て来ました。どんなに話しかけても、
答えてくれない人でも、うまいモンを食った時、
自然と、表情が変わるんです。


そんな奇跡を僕らは何度も見て来た。


きっと人は、そんな幸せを感じに外食に出かけるんだと思う。
そんな時、いいお店に出逢えたら。

ご飯で幸せを感じ、スタッフの笑顔と気配りで
心をあったかくすることが出来たら。
きっと1日が、ステキな日になると思う。



 僕はそんなお店を創っていきたい。
そんなお店しか創りたくない。
みんなが幸せを感じられるお店がいい。
ダメなとこはあると思う。
まだまだな所もたくさんある。
それでも、言ってくれる人がいる。
応援してくれる人がいる。
支えてくれる人がいる。

そんな大切な人達が遊びに来てくれるんだから、
幸せいっぱいのお店にしたい。

 これからも、未熟ながらみんなと頑張っていきます。
至らない点がありましたら、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。

 オヤジさん、厳しいお言葉ありがとうでした。
僕だったら言ってあげれなかったと思います。
僕らの目指すべき飲食店を感じる事ができました。
これからも飲食業の発展を願い、
まずは自分達から変わって行こうと思います。



明日も張り切って働きます!!!