<興居島活性化案:みんなで市長に要望しよう!> | 興居島の地域活性化計画と興居島いよかん・興居島みかんの紹介^^

<興居島活性化案:みんなで市長に要望しよう!>


(ウォーキングイベント)
 春と秋にウォーキングイベントを開催し、来島者を増加させ、まずは多くの人に知ってもらうようにする。
 しかし、見所も無いのに頻繁には来てくれないと、だれもが予想できますが、双海町の菜の花を見に行く人は大勢いますので、島全体に花や桜をたくさん植えて、季節の彩りを感じてもらえるようにするのがよいでしょう。松山市に緑化の補助金制度があるようです。これを利用し、道沿いを“彩りの道”に整備すればいいと思います。小富士山への登山道を整備し、両脇に桜を植えるのもよいでしょう。ゾーニングを行い、その区間には同じ種類の草花を植え、個性のある地域を演出します。
 ウォーキングの参考HPです。
 http://www.okutama-sanpo.com/page010.html

(住宅地造成、物件仲介)
 地域の活性化には、人口の増加を図ることが大切ですが、ほとんど住宅情報が発信されていないのが実情です。
 しかし、島内に民間の不動産屋はありません。
 そこで、まずは農協や自治会が主体となり、不動産に関するNPOを設立し活動することをおすすめします。
 空き家などの不動産情報を集め、情報を発信するのです。実際の取引には、資格がある人が必要だと思いますので、農協に協力を依頼します。
 また簡易な造成を行ったり、5反以上の農地をセットにして新規就農者を募集する情報を発信すればいいと思います。

(中所得者向け市営住宅)
 県内の他の地域では、中所得者向け公営住宅が整備されています。これは若い人世帯を地元に引き止め、地域の活性化を図ろうというねらいだと思います。
 子供に環境の良いところで生活させたいと考える世帯も多いはずです。
そこで、松山市に要望し、中所得者向け市営住宅を整備してもらい、若い世帯を島に呼び込み、地域ににぎわいがもたらされるようにします。
 
(1年通学留学制度)
 子供に環境の良いところで教育を受けさせたと考える人や、子供自身の成長のために留学などで環境を換えさせ社会性を学んで欲しいと思う親も多いはずです。しかし田舎留学のような形態では、どうしても費用がかさみます。そこで、すでに越境制度はありますが、1年間だけの越境通学制度を設け、よりアピールし、小中学生に通学してもらい、興居島のことを多くの人に知ってもらえば、活性化につながるとともに、興居島の子供達にも良い効果があると考えます。

(温泉施設)
 興居島の魅力アップと来島者の増加を図るため、興居島に温泉施設を整備してもらうよう、松山市に要望しましょう!

(船踊り参加ボランティア募集)
 船踊りに参加してもらう大学生のボランティアを募集します。ダンスサークルに依頼するのもいいと思います。参加者には興居島まで練習に来てもらいます。お祭りの時には参加者の知り合いが船踊りの観光に来ますから、入り込み客が増え、より多くの人に興居島を知ってもらえることになります。
 船踊りの参考HPです。
 
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kybunka/1176716_1047.html

(ジャズライブイベント)
 “十七夜”や地区の文化祭などにジャズバンド等を呼び、松山市街の人にも宣伝して、来島者を増やし、イベントを盛り上げます。
 松山市に企画してもらうよう、要望してもいいと思います。
 高齢者が多いので、ジャズとかクラシックとか弦楽器系がよいでしょう。演奏の機会が少なく、演奏したい人は意外に多いようですので、比較的安価で企画できると思われます。

(郷土文化や郷土料理紹介のHP作成)
興居島の魅力をより伝えるために、郷土文化や郷土料理を紹介するHPを作成します。郷土の生産物を利用した商品開発も行い、海の駅や空港や観光港で開発した商品の販売し、興居島のPRを行います。


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(高浜地区活性化、待合所、駅、海の駅の整備)
 興居島の活性化のためには、対岸の高浜地区の活性化も不可欠です。高浜地区が魅力的であることが、興居島の魅力アップにもつながります。
 そこで高浜地区の再開発事業を松山市に要望し、高浜港周辺の環境整備を推進してもらいます。
 具体的には、高浜港の待合所を建て替え、海の駅を整備し、その一部を待合所にします。
現在利用されていない用地は公園にし、海の駅には興居島と高浜地区の生産物を売れるブースも設置し、観光港へ向かう人へのおみやげ販売を促進します。
駅から道路を横断する横断歩道の上には屋根を設置し、海の駅への呼び込みを図ります。
 または高浜駅前の売店を道路の反対側の海の駅の2階部分へ移設し、売店部分から海の駅に向かう屋根付き歩道橋を整備します。

(地域経済について思うこと)
 近頃、バイオ燃料が話題になっておりますが、原油の高騰もあって、ブラジルなどでは原料となるサトウキビなどの取引価格か3倍ぐらいになり、さとうきびへの転換がどんどん進んでいるそうです。そのため、柑橘類の木は伐採され、さとうきび畑に変わってしまい、オレンジジュースの輸出量が減り、ジュースの国際取引価格が上昇しているそうです。サトウキビから作られる砂糖の価格も3倍になり、これを基準に今後すべての食品の価格が上昇すると予測されています。
 一方、中国では経済の発展によりこれから燃料不足がかなり懸念されていますので、一気にバイオ燃料となる作物への転換も予測されます。日本では1リットルの燃料を作るのに150円かかると言われていますので、日本と中国の物価の違いを考えれば、その原料となる作物の価値は相当なものになるはずです。そのため、中国でも柑橘類などの生産は減っていくのではと思われます。もしくは柑橘類も糖類を含んでいますから、バイオ燃料の原料に利用されるかもしれません。すでに世界では食糧争奪戦が始まっているとも言われています。
 これらのことから予測されることは、生鮮食料品の価格が、今後大きく上昇するということです。そこで、興居島では、これからより効率的な柑橘類の生産、販売、ブランド化をはかり、食品の生産により、活気のある魅力的な地域になってもらいたいです。