中川昭一元財務相（56）が4日朝、死亡しているの発見された。
・・・残念である。本当に大事な人を日本国は失ってしまった。
経済産業大臣時代、東シナ海の油田問題で強硬な中国に対し、あくまで屈せず、
試掘による調査をすすめたことが記憶に残る。
また、拉致問題に対しても、早くから取り組み、拉致議連の会長も務めていた。
『核議論すべき』の発言は、内外から非難の声が多かったが、しかし何もないこと
を前提に目を瞑ったままで良かったのか。反日を軸に外交をすすめる特定アジア3国
に、国内での議論も許されず、国益はどうなっていくのか。
例の酩酊会見しかマスコミは取り上げないが、財務大臣就任時、日本を含めた各国は
世界的な金融危機に陥っている状況の中で、IMFに新興・中小国向けの新たな緊急融資制度
を設ける構想を提案し、G7各国から高い評価を受けたことは、一切報道されないのだ。
先の総選挙での落選は我が目を疑い、聞き違いかと思っていた。
いつかは、政府の中枢にいる人だと思っていたからだ。
ニュースで平沼赳夫元経済産業相の「純粋な保守の人を失った・・・」や
麻生前総理の『本当にショックだった・・・」という悲痛なインタビューを聞き絶句した。
北海のヒグマといわれた父上の中川一郎氏も57歳で亡くなっており、
なにかこう、不可思議な思いが交錯する。
本当に心よりご冥福をお祈りいたします。
・・・。