病院が嫌いな彼が何も言わずについてきて…検査の結果…

 

幸せの感情の裏に忍び寄る不安。その正体は?

 

 

大学を卒業しても 行き先がみつからなかった私でしたが 

 

やっぱり英語が好きだったので 趣味と実用をかねて英会話学校に通っていましたニコニコアメリカイギリスカナダ

 

そこで思いがけず 受付の仕事の職を得ておーっ!恋の矢 

 

好きな英語が使えて 私以外の同僚はすべて外国人という 

 

日本にいながらにして 海外生活してるような でも私としては理想の職場イヒキラキラ

 

彼は彼で その頃は家族経営のお店も閉じて 漫画喫茶の経営などをしていました

 

ふたりとも出勤はお昼で太陽 帰るのは23時ころ星空

 

ひどい時には夜中の2時頃に夕飯を食べるようなカレーお弁当ラーメン

 

完全夜型星空 不摂生な生活夜の街

 

それでも生活のリズムはぴったりと合い すれ違いもなく

 

それまでどおり 何不自由なく 楽しく暮らしていました照れルンルン

 

この平穏な生活が 永遠に続くんじゃないかと思う反面

 

私には時々 太陽が雲にサッと隠れた時の

 

翳りのように感じる不安もありましたえー? 

 

幸せだなと思うと同時に ふっと沸き起こる 暗く淋しい気持ち真顔

 

その時はなぜそんな気持ちになるのか わからなかったのですが

 

もしかしたら私の中の勘が 

 

この先に起こることを 暗に教えてくれていたのかも

 

しれませんしょんぼり

 

 

恐れていたことが とうとう現実に…

 

2016年4月    私は両親を連れて二泊三日の京都旅行を計画していました桜新幹線

 

出発する前日    何だか体調が悪そうだった彼ショック

 

それまでもよく風邪を引く人でしたが いつもとはだいぶ違う様子に

 

さすがに心配になった私でしたが 大丈夫だと彼が言い切るので

 

数日分の食事と薬など 必要そうなものはすべて揃えたうえで出かけました

 

旅行中何度も安否確認携帯  

 

あんまり調子は良くはなさそうだったけど まさかそこまで悪いとも思っていなかった私は

 

家に帰って 息するのさえ苦しそうな彼を見て驚き

 

すぐに近所のクリニックに連れて行きましたアセアセ

 

普段は病院なんて絶対に行きたがらなかった彼が 

 

反論することもなく素直についてきたからには

 

よほど辛かったのでしょううーん

 

歩いて5分のクリニックでしたが 早く歩けない彼を連れて行くのに20分近くかかりましたあせる

 

土曜日だったのでとても混んでいて 2時間近くひたすら待った後

 

一通りの検査を終え 先生が開口一番言ったのは

 

”この足ですぐに 大きな病院に行ってください” ということでした

 

近場だと何処が希望かと聞かれ 

 

彼は実家近くの 彼の母親が通っていた病院の名を挙げましたが

 

あいにくそこは週末の入院対応はしておらず

 

先生が次の候補の病院名を言った時

 

私はまさに天からのお告げのように ビビッと来るものを感じ

 

彼が返事する前に ”そこでお願いします” と告げていました

 

なぜならそこは

 

私と彼がその半年ほど前に 道に迷って偶然たどり着いた病院だったからです

 

その時私たちは 初めて来た街を 当てもなく散策していて道に迷い

 

勘に任せるままに きつめの坂を上り切り曲がった途端 

 

突如目の前にあらわれたマンモス病院に ふたりして驚きました

 

そして そびえ立つその建物を仰ぎ見ながら

 

こんな立派な病院に来る人は どんな人なんだろうねほんわか

 

って話していたその光景を 一瞬でありありと思い出せるほど

 

記憶に残っていた病院病院だったからです

 

さらにその後も その病院との深いご縁を感じさせるような出来事があり

 

私は そしておそらく彼もそうだったと思いますが

 

その後の闘病生活を通じて

 

人生の不思議とも思えるご縁や偶然について 考えていくこととなるのです

 

※写真はイメージです

 

 

To be continued...流れ星