結婚式の持ち込み禁止2 | 結婚式の持ち込み

結婚式の持ち込み禁止2

頂いた相談内容

ここ数年、インターネットや情報誌の普及により結婚する人たちの意識が高くなりました。
昔なら問題無く結婚式が終われば良かったのですが、今では衣装や演出に対して高いセンスを求める方が増えてきました。
また、いくら綺麗なドレスを着ても、美味しい料理を食べても終わってしまえば残るのは写真やビデオしか残らないとの認識が浸透し、映像に関して拘る人が増えてきました。

そのため式場指定業者では気に入らず、自分の気に入った所を見つけ直接手配する人が増えてきました。

衣装に関しては有名芸能人や人気タレント、有名モデルのデザインしたウエディングドレスが人気を得ています。
また結婚のお祝いにと、身内の人がドレスを手作りしてプレゼントされ、そのドレスで結婚式をあげるなど結婚式の形態も多様化しています。
引き出物も会場が用意したお決まりの物よりも、おしゃれな雑貨店などを見て回って自分たちが本当に気に入った物を渡したいと思う人の方が多いです。
ビデオや写真も、気に入ったカメラマンを自分で選定をする人も増えたようです。

今後、インターネットのさらなる普及に伴い、自分達らしい結婚式を行いたい、自分の気に入った物を取りそろえて結婚式を行いたい、気に入らない物、納得のいかない事には支払いをしたくない、そういった傾向が益々強くなるかと思います。

それの対抗処置として指定業者以外の持ち込み禁止や高額の持ち込み料を設定し、持ち込みを諦めさそうとする式場も多くなり消費者を巻き込んでのトラブルになる事が増えてきました。
そこで教えて頂きたいです。

(1)提携先の業者の売り上げや、そこからのバックマージンの確保のため、指定業者以外の持ち込み禁止や高額の持ち込み料を設定し他業者の参入を阻む事は法律上問題ないんでしょうか?

例えば友達が作ってくれたブーケ、お母さんが作ってくれたウエディングドレスも持ち込み禁止の所が多いです。

(2)契約の時(1年から半年前)は持ち込み禁止や制限についての詳しい説明や資料の受け取りも無く、具体的な打ち合わせ(式前2、3ヶ月)の時になって初めて持ち込み禁止などの事を伝えるのは問題ないのでしょうか?
また、その時期になって伝えられても、その事を理由にキャンセルすると高額のキャンセル料を請求されたり、色んな手配が終わっているため今更会場変更出来ない事を知っている立場から、強引に持ち込み禁止を強要する行為は問題ないんでしょうか?

(3)消費者から上記のような相談を受けたとき、どこか相談する所を紹介したいのですが何処が適切でしょうか?

(4)過去のケースとして。

※持ち込み禁止の所にお客さんが招待客扱いでカメラマンを持ち込み、それが発覚。
カメラマンはビデオカメラを取り上げられ披露宴会場から連れ出され披露宴が終わるまで別室で軟禁。
今後二度と来ないとの誓約書にサインをすれば帰してもらえる。

このような行為に違法性はないんでしょうか?

ご回答、よろしくお願いします。