手紙はもう破って捨ててしまったのですが、その手紙を旦那は拾い上げて読んだそうです。



その手紙の中に私は



旦那のことが信用できない。

信用できるような行動をすぐにとって欲しい。

まだ愛が残っている。

いらないなら捨てて欲しい。



などなど

とにかく自分勝手なその時の感情をただ書きなぐっていました。



朝、旦那のご飯を用意しました。

作りたての味噌汁をすすりながら、泣き始めた旦那。


ここ最近、朝ごはんはずっと夜の残り物でした。




美味しい、と言って泣く旦那に申しわけない気持ちがこみ上げてきました。

そういう気持ちがあっても、それでも信用できない自分の心。

旦那に近づくことが、目を合わせることが、言葉を交わすことが困難になってしまっていました。



そんな私に近寄り話をする、旦那にとっても苦痛だったでしょうね。




言い訳をしても苦しくて信じてもらえないだろうけど、コンドームは本当に自分のための物ではない。

後輩に送ったメールも、お酒に酔って気持ちが大きくなっていただけで、何の感情もない。

そもそもあの子には彼氏がいるし。

気にしないで欲しい。



そう話しているうちに、出勤時間になり旦那は出勤していきました。



蟠りを抱えながら見送りをしました。



誰にも相談できない。

一体どうしたらいいんだろう。

私の気持ちはどうしたらいいんだろう。

あんなこと言われても、何一つ安心することはできず

ただ涙を流している私でした。


辛くて辛くて、世界で一人ぼっちでいる気分でした。



ずっと泣いている私の顔を覗き込んで、娘が困った顔をしていました。

私の体を抱き締めて『おかーさーん』と呼びました。



このままではいけないのは分かっている。





さて、とにかく辛い悲しい気持ちで憂鬱ですが、やらなければいけないことは沢山ある。

お店の商品の発送もしなければいけないし、製作も。

何かしているときは考えなくて済むのだから、とりあえずやるべきことを。


娘を自転車に乗せて、郵便局へ。


郵便局に行く途中、義母の家の前を通り・・・・・


義母にもちゃんと説明しないといけないなーと思いつつも、まだ自分の気持ちがはっきりしない今

傷を広げるような会話をすることができず。


数日中には電話しよう・・・と思い用事を済ませて帰宅しました。



相変わらず携帯しない私の携帯。


家に帰ると着信が。




義母からでした。


そそ、見なければいいのです。

携帯もバッグの中身も。

ブライベートなところを見たら、ろくなことがない。



頭では分かってますが、リュックに関しては不可抗力でした。

そういうつもりではなかった。



箱から出された状態のコンドームが6つ出てきました。


旦那が使っていたサイズのもの。




ああ、あの人の中には私はもういない。

私には必要のないものがバッグに入ってるんだもの。

決定打だな。



もう終わっているんじゃないか。


子供も家族も親も

もうそんなとこまで考えられなくなっていました。


ベランダにたって階下をずっと見ていました。


痛いだろうな、迷惑かかるだろうし。

死んだらどうなるのかな?


とぼけーっと考えていました。



そしてすぐ( ゚д゚)ハッ!となる。

ムリムリ、ナイナイ!!


を数回繰り返し、部屋に戻り旦那に電話しました。


今すぐ帰ってきて欲しい、と。




ただならぬ雰囲気に富んで帰ってきた旦那。



訳を話し、コンドームの事を聞きました。



ああ・・・・と言って困った顔をしていました。



旦那が言うには、仕事場の人に頼まれたと。

その人が自分にあったコンドームがないと悩んでいたから、教えてあげたくて買ったと。

誤解されたくないから箱は捨てても中身だけ持ってた。



そんなこというやつは誰なんだい?



と聞くと

なんでそこまで言わなくちゃいけないんだ

そんな義務はないと突っぱねられました。



そして私は諦めました。


自然と笑いが出てしまった。

もういいやーと。

もう好きにしてくれ、と。



あはは、じゃもういいやと旦那に言って、部屋を出て行きました。


良くはない、と引き止めた旦那でしたが、それ以上なにもなく。




その日はとにかく疑念の渦の中にずっといました。

辛く苦しく、何もしなくても、何も考えなくても涙がこぼれ。


信じたいという気持ちと、信じられないという気持ちのはざまでもがいていました。




自分の思考がごにゃごにゃで、何一つ整理がつきませんでした。

紙に書いて考えてみようと。


そんで手紙を書こう、と。


夜中に一人で起きて、手紙を書いていました。

5枚も書いてしまった。



そして書き終わった私に残されていたのは、何ともいえない感情と少しの絶望でした。


あがったりさがったり、前向いたりあとずさったり



自分がどれだけ旦那の事を好きか思い知らされ

だからこそ受け止めきれない現実があるということに戸惑いました。



私にとっての地獄がはじまりました。





1からやり直そう。





と言ってくれました。



で私は納得のいかない表情で『うん』と答えました。


私の戦いが始まりました。



旦那にとってはどうだったんだろう。


仕切りなおし、として前向きな気持ちになっていたのでしょうかね?





私の戦い。

気持ちの戦いです。


やり直す。

頑張ろう。

であった頃みたいな気持ちを忘れてたな。

また仲良くできたらいいなって。


もらった手紙やメールを読み返しました。

仲良くてもラブラブで、喧嘩した後もいつでもお互いを理解しようと必死になってる二人の姿がありました。


愛や恋は結婚して変化する、とは思うけど

間違った解釈での変化を自分が気が付かなければ、どうしようもないと思いました。


やり直すと言ってくれた旦那のためにも。




心機一転。

部屋の掃除をして、美味しいご飯を作ろう、家族で楽しく過ごそう。


義母宅にいる娘を迎えにいって欲しいと旦那に頼みました。

すぐ連れてくる、と迎えに行きました。


部屋の掃除をしながら二人が戻ってくるのを待ちました。

ゴミをまとめ、捨てに行き・・・・・二人が帰ってくる出あろう道に立ち、出迎えようと待っていました。

10分たっても、20分たっても姿見えずー


ううう

寒いから家かえろ・・・・と戻ると旦那から携帯に電話が。(携帯を携帯しない私です)


娘が寝てしまっているので、おきてから帰るとのことでした。



じゃあもう思いっきり掃除しちゃおーっと、シーツを洗ったり旦那のパジャマを洗ったり。

机や床を拭いて、旦那の靴を磨いて。


何かを一生懸命しているときは何も考えなくて済む。

メールのことも考えなくて済むのでとてもおだやかな気持ちでした。



あ、そうだお弁当箱出してもらってないや、と旦那のリュックを開けました。

くたびれたリュック、ついでに洗ってあげようと。



中身を出しました。



そしてまた遭遇してしまうのですね、こういうものに。





コンドーム。